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『水曜日のシリウス』連載、「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」の3巻です。
ある事件で異世界と現世とを行き来できるようになったミツハは、異世界で雑貨屋を開業。現世の便利なものを異世界で売ることで富を得ようと奮闘するお話です。
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 1巻 血生臭いヒロインが爆誕!
老後に備えて異世界で 8 万枚の金貨を貯めます 2巻 社交界デビューに一役買う

この3巻は前半では傭兵たちの仕事にミツハが同行して、何が売れるか売れないかをリサーチ。後半ではお姫様のサビーネちゃんを助けたことで王様とコネができ、悪い商会を懲らしめるお話しとなってます。では前半から。
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急な雨で雑貨屋に雨宿りしに来た傭兵たち。暇を持て余したミツハはお茶菓子を出して接待。次に採取・狩猟に行くときは自分も連れて行って欲しいと願い出た。無論 興味本位なわけではない。便利グッズを持って行って使ってもらい、何が使えて何を求めているのか実際に確かめたいからだ。買ってもらえなくとも傭兵仲間に宣伝してもらえば効果はあると踏んでの行為です。
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そしてドラえもんよろしく、寝るときは一人用の折り畳みテントを、火を点けるときは着火剤とライターを、携帯食には缶詰やパンなどを用意。正に至れり尽くせりの品揃え! 特に評判が良かったのはライター。この世界では火打石を使っているので、すぐ点火できるライターと比べりゃ"月とスッポン"でしょうよ。また缶詰類は「高級料理店が開けるほど」とこれまた高評価。そりゃ今の技術ならば日持ちもするし美味しいし当然か。ただ結局は価格。安くなければ傭兵が買えるわけもなく、ミツハは何を仕入れるべきか充分参考になったようです。

ちなみにミツハが水着になるサービスがありました。ただしこの異世界においてビキニは裸同然だったようで、厳しく説教されましたとさ。
で、後半。お店にやって来たのは可愛らしい女の子!
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いかにも上品そうな服に 金髪のクルクルヘアー。こりゃどこかの貴族の子かな? 商品を買う際も金貨を出しての購入です。目の保養になったミツハは店先まで出て見送った。そしたら見るからに「お巡りさん コイツです!」な風貌の男が さらってしまったではないか! 下手すりゃ店の看板に傷をつけないことからミツハは現代兵器で対抗。テーザー銃で動けなくしたり、小型小銃で威嚇するなど相変わらずバイオレンス! 何しろ悪人は殺しても構わないと心底思ってる人なので躊躇がありませんわ。

その後、大量の兵士が「姫様 ご無事ですか~~っ」と押し寄せたことで お姫様・サビーネちゃんだったことが発覚。暴漢たちは捕まり、ミツハは助けた礼にと城へ招かれます。王様と接見し礼を言われるわけですが、この場においてもミツハの商売精神はフル稼働。
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「最近 目が見えにくくなってません?」と老眼鏡を試してもらったら、思った以上の高評価。この世界にもレンズはあるけれど、まだ片メガネなので不十分なんです。その点、両メガネなら両手が使えて超便利~。宰相(総理大臣)にも推奨してこれまた高評価なことから、ミツハは国のトップといきなり太いコネが出来てしまいました。

このコネを使う時が早くも訪れます。高慢なアドラー商会の会頭がやって来て 「この店は儂が面倒を見てやるからありがたく思え」と、、有無を言わさず一方的に引き取ることが決定。翌日 会頭が現れて驚いた。宰相が居るではないか!

これはいったいどういうことですかな? 無償で店を譲れというのは!? 幼い娘に自分のものになれということなのか?

青ざめる会頭。宰相に口ごたえするなんて勇気があるはずもありません。結局この話はチャラになるのですが、宰相タイムはまだ続きます。
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やんわりとアドラー商会との取引を一切禁止すると宣言。姫様であるサビーネちゃんまでも 手にしようとしたことに"怒りの鉄槌"を下したわけですね。
このような「スカッとジャパン」な終り方は文字通りスカッとして楽しめました。
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