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『Comic Walker』連載、「日本国召喚」の1巻です。
「小説家になろう」連載作をコミカライズ。書籍版は現在4巻まで出てます。

よくある異世界転生ものとはちょっと違って、日本の国土そのものが異世界に転移してしまった設定。そして主役となる人物が特に居ないことが大きく違うところでしょうか。あくまで国と国、ないし自衛隊と敵国という関係で異世界側からの目線で話が進むことから、まるでドラマか映画を見ている感覚になりました。

異世界 クワ・トイネ公国に激震が走る。国籍不明騎が領空侵犯したのだ。ワイバーンの飛竜では速すぎてとても追いつけません。白色で硬質な外装を持ち、巨大な翼を動かすことなく飛んでいるあれはいったい何なんだ!?
それは哨戒機P3Cでした。初めて見る異様な物体に飛竜隊は果敢にも攻撃を仕掛けようとしたところ、大きく上昇してそのまま飛び去ってしまいました。攻撃しなかったということは、戦意はないということか?

今度は海で見た事も無い巨大船が現れ、クワ・トイネ海軍は臨検を求めて船は応じた。この巨大な甲板は何だ? 騎馬試合が出来るほどじゃないか! そう、この艦は護衛艦いずもだったのです。
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外務省の田中は日本国がこの世界に転移してきたと語り、先ほどの不明騎も日本の物だと説明。我が国に敵意はない。謝罪を申し入れたいと接触を求めます。こうして会談が行われ、日本に使節団が招かれることになりました。
乗った船は豪華客船でまず驚き、着いてからは車や鉄道にこれまたビックリ。これが手に入れば我が国はさぞ発展することだろう。そしてF15を見て、とても飛竜では敵わないことを知るのでした。

日本が求めてきたのは食料。何しろ海外から輸入できなくなったのだから この世界に頼るしかありませんから。幸いクワ・トイネ公国は食料は豊富なのでその点はOK。けれど大量の食糧を港まで運ぶ手段がありません。
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そこで両者WinWinの提案が。港湾施設の増強と、穀倉地帯への鉄道設備をするというのだ。願っても無い申し出に使節団は喜び、両国は正式に国交を樹立。多方面での交友も進んで万事順調に物事は進んで行った…

けれど暗雲を招く事態が発生。隣国のロウリア王国が戦争を仕掛けてきたのだ。兵力は圧倒的で穀倉地帯を押さえられ、輸出は不可能になってしまうことだろう。
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だからお願いしたい! 援軍をください! あの鉄竜(F15)の力を!
けれど田中は憲法により軍事支援はできないと断るしかありませんでした。日本に餓死者が出ようとも。いかにも日本のお役所だこと! まぁ個人が決められることではありませんけどね。

こうして始まったロウリア王国の侵攻。それは一方的な暴力であった。大勢の死者を出し、女性は無残に凌辱されたあとで殺されていく。しかし! 日本はこの非人道的行為を見過ごすことは出来ないと、自衛隊の派遣を決めたのでありました!

先ずは海。4400隻ものロウリア王国の艦船の中に護衛艦みょうこうが侵入。巨大なクロスボウで射るも、刺さりもしないし燃えもしない。まさか鉄で覆われているのかッ(見ればわかるだろ!) 尚、この攻撃からしてこの世界に大砲(火薬)は存在しないようだ。
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これを先制攻撃されたと判断した みょうこうは、54口径127mm単装速射砲を発砲。木造船など一発で大破だ!
こうして始まった自衛隊vs50万ものロウリア兵隊。まるで「ゲート」のようだ!
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