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『月刊サンデーGX』連載、「ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」の1巻です。
「ハレルヤオーバードライブ」で知られる高田康太郎氏の最新作。ゾンビの溢れる世界で絶望するのではなく、逆に人間らしさを取り戻していくといった前向きな作風が好印象です。

ゾンビ映画で「こんな地獄 もうたくさんだっ」とのセリフを、「会社に比べりゃ天国だよな」と死んだ目で観ているのが主人公の天道輝(以後 アキラ)。三年前 目を輝かせて入社したのはいいけれど、それがとんでもないブラック会社だった。入社のその日にいきなり徹夜。帰宅したのは二日後だ。
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以来 三年、精も魂も疲れ果ててカップ麺をすする日々。電車のホームドアを見ては「これが無かったら会社に行かずに済むのに…」と、生きることに希望を見い出せません。
そんなアキラに突然の転機が訪れた。ゾンビが溢れる世界になってしまったのだ! 普通ならば絶望するのが当然だろうがアキラだけは違った。
今日から会社に行かなくてもいいんじゃね?
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逆に喜ぶとは何という皮肉。アキラにとって嫌なものは 会社>ゾンビ だったのだ。屋上に上がって青空を見ながら「会社に行かなくていい一日って、なんて素晴らしいんだーーッ!!」と寝そべる。そしてこの三年間やれなかったことをしようとアレコレ思い描き、浮かんだのは会社のマドンナ・鳳さん。社長の愛人だったけれどそんなの関係ねぇ! 3年分の想いを伝えず後悔するなら、ゾンビに喰われたほうがマシだと、会いに行くことを決意します。

ゾンビが徘徊する中を必死に自転車を漕いで自宅に行ったら、全裸の社長がゾンビになっていた。そして鳳さんも…
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ゾンビになっていようが関係ない。3年間働いて伝えたかった言葉を、ちょっぴり涙を浮かべながら伝えるのでありました。これを機にアキラは考えた。俺の命はあと一日だろうが60年だろうが、やれる事をやれる時間はあまりにも短い。ならば目標を立てようと、ノートに書き始めたのが「ゾンビになるまでにしたい100のこと」。
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1、好きだった人に想いを告げる
2、部屋の大掃除をする
という具合に望みを叶えたものは横棒で消すことにしました。今のところまだ33までだけれど、これは追って増えていくことでしょう。この後、32の「親友と朝まで飲んでバカ騒ぎをする」を実行。ラブホテルに閉じ込められたケンチョをを救い出してアクション映画さながらに隣のビルに飛び移るところは躍動感がありました。
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そしてコンビニで出会った謎の少女・三日月 閑(みかづき しずか)。株トレーダーとかやってるみたいなクールビューティー。今のところアキラと出会っただけだけれど、今後 何かしらに関係してくるのは間違いないでしょうね。
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