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『やわらかスピリッツ』連載、「ゼロから始める事故物件生活」の1巻です。
関西人なら知ってる人が多いだろう、事故物件芸人・松原タニシ。名古屋ではCBCラジオ「北野誠のズバリ」火曜日レギュラーとして登場してるわけですが、その事故物件芸人になった体験談を漫画にしたもの。タイトルはどう見たってリゼロの引用ですな。

松竹芸能の売れないピン芸人・松原タニシは、大先輩の北野誠の飲み会に出席。番組の企画で事故物件に住むやつを探してるという。自殺や殺人などが起きた部屋に誰も住みたくないと思ってる中、唯一手を上げたのがタニシでした。何よりテレビに出られる機会があることにチャンスを見い出したいからです。
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連続殺人事件の犠牲者の部屋に住み始めるわけですが、案の定 起きる怪奇現象。カメラを回しっぱなしにしておいたら無数のオーブが飛び回っていたり、パシンというラップ音にビビったりと、落ち着かない日々の連続。無論、これ以降も芸人仲間が遊びに来たら見慣れぬ誰かが混じっていたり(もちろん振り返ったら消えてます)、女の子とデートしてたら木が倒れて来たりと、タニシに接触を試みてると受け止められる現象も発生。

さすがに頭を抱えてもうこんな企画やめたいと訴えるも、『ゆんぼだんぷ』のカシューナッツが「それってオモロくないですか?」との発言がタニシの運命を左右することに。
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そして喫茶店に入ろうとしたら入店拒否。なぜなら おっかない女の人を背負ってるのが見えたそうだ。これによって連続殺人の被害者は女性だった、デートの最中に木が倒れたのはヤキモチだった? と、一応の納得が得られることに。
この体験談をテレビで発表したら芸人を始めて以来の、大きな反響を得たタニシ。契約も終了して あの部屋を去ったわけですが、今度は自らの意思で新たに事故物件に住むことを決めます。事故物件に住むなんてボクにしか出来ないことかもしれないと思い始めたからで、これが事故物件芸人が誕生した瞬間かもしれないね。

不動産屋が示した事故物件は三つ。自殺・殺人・病気のうち、一番安かった殺人の部屋に決めました。
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そこでは洗面台が詰まったので排水口をいじったら 大量の髪の毛が出て来たり、新しくなってる畳をめくったら血痕があったりと、改めて事件があったことを思い知らされます。他にも玄関の扉がガチャガチャ動いたり、郵便受けが荒らされる現象も。同居してるカシューナッツは恐怖で早く出ようと勧めるも、タニシにその気はありません。
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前の部屋では女の霊に気に入られたという「オチ」があった。でもこの部屋ではどのような悲惨な殺人があったのかまだ調べてない。真実をちゃんと伝えることこそ事故物件芸人としての矜持だとして、もうちょっと待ってくれとカシューに説明します。

殺人事件について語ろうとしない人が多い中、偶然にも入った食堂のオヤジが教えてくれました。二十歳ぐらいの息子が母親を殺したという。その手口から血痕と 髪の毛の謎が解け、これを舞台で発表。大成功を収めるのでした。
でも本当の恐怖はこの後だったりして!
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関係者から「気をつけた方がいい」と伝えられます。なぜなら殺人犯は出所後、現場に戻って来ることがあるから。そういえば郵便受けが荒らされたり、玄関扉がガチャガチャ動いていたのは…心霊現象ではなかったのか!
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