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『漫画アクション』連載、「古代戦士ハニワット」の1巻です。
帯に諸星大二郎氏が寄稿しているけれど、正に諸星氏の得意ジャンルにヒーローを登場させたような内容です。言っちゃ悪いけど荒っぽい作画が諸星氏のソレを連想させるので、「妖怪ハンター」とか好きな人は楽しめるんじゃないかな。

長野県の善光寺にソイツは突然現れた! 身長2・5mほどの土偶?が謎の進撃を始めたのだ。歩みは遅いけれど何をもってしても止めることは不可能。寺のお坊さんが踏み殺されたのが犠牲者の第一号となりました。
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街に出ても歩みを止めない土偶。それを偶然にも買い物に来ていた主人公の仁が目撃。正式には土偶ではなく蚩尤(シユウ)と呼ばれる存在のようだ。人々に避難するよう叫び、寺に連絡を入れる。
この日のために何年間も準備してきたんだ! 檜舞台を正春なんぞにまかせられっかよ!!

そう、一部の人はこの日が来るのを恐れて準備していたのだ。それは東日本大震災のあと、神道学部を持つ4つの大学で同時に"特殊祭祀専攻学科"が発足。授業内容は完全に秘密にされて、蚩尤を倒す(正確には御魂を鎮める)ための祭祀を習っていたのです。
街を進撃する蚩尤に機動隊たちは手を出さない、というか手を出すなとの命令が敷かれていた。内心、もっと巨大で炎など吐いてくれれば自衛隊が出動するのにと思っているようだ。そこに血気盛んな地元商店街の青年団が「警察なんかに任せちゃおけない」と手を出すも…
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あぁ案の定このザマですわ。怒った青年団長は車で突っ込むも、やはり無駄な犠牲にすぎませんでした。この後、蚩尤は突然変形してレーザー?を発射。ビルが削り取られるなどして犠牲者はますます増えていきます。
そこにようやく専門の対策チームが登場。機動隊一同は安堵するも、ナニコレ感は否めません。まず車が戸隠神社のトラックで、降りてきた人たちは古式ゆかしい祭祀の服装をしているよ?
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男たちは弓を鳴らし、女たちは神楽を舞っていた。それも蚩尤に対してではなく、二つある御輿に対してやってます。一ノ輿には埴輪土神が、二ノ御には仁が入っており、仁の魂を埴輪土神に移す儀式をしてるのです。
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そして古代の戦士・埴輪土が姿を現した! 古くは神武天皇も埴輪土を纏って大和の戦いに勝利したという。古代に起源した戦士は現代でも通用するのだろうか!?
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