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『月刊コミック電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の第121話
いよいよ7年ぶりのアニメ「とある科学の超電磁砲T」放送まで半月切りました。放送期間は2クールらしいことから大覇星祭編の全編はもちろん、その後のドッペルゲンガーもやるのかしらん? まぁアニメ2期後半のようなオリジナルストーリーって手もあるかもしれんけどね。

監禁されていた部屋を脱出した初春は屋上の脱出シューターを目指す。が、既に看守たちは下ろされるだろうシューターの先で待ち構えていた。このままじゃ捕まっちゃう! 看守に化けている佐天さんは何としても先に屋上へ行く方法を思案する…
初春は屋上へと繋がる はしご階段から落ち、頭を打ってしまったのが上の画像。夢か幻覚か、佐天さんが他の友達と仲良くしている姿を見て叫ばずにいられません。
嫌だ 私がそこにいたいんだ 誰にも譲りたくない
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このまま また捕まってしまったら二度と会えなくなるかもしれない。その恐怖と不安が初春を奮い立たせます。怪我をおして梯子を掴み、ノートパソコンは口で咥えるという恥も外聞もなく屋上を目指す! 全ては佐天さん・白井さん・御坂さんらが居るあの場所へ帰りたいから──

屋上に出るハッチに辿り着いたけれど精一杯押しても開きません。もう一度押したらバゴッと勢いよく開き、その反動で初春は落ちそうになってしまう。
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それを助けた佐天さん!
どうやってここに? 吸盤グローブでよじ登るのは体力的に無理なのに! それは看守に化けていたからこその技。警備ロボに壁を登ってもらうよう指示を出し、それにくっついて登ってきたんだと。「なんでこんな所にいるんですか」と初春は問い詰めるも、泣いていたんじゃ本気で言ってるわけないね。再会の喜びも束の間、二人は脱出を試みます。

看守たちが待ち構えている逆側の壁から地上に降りた二人は裏門へ急ぐ。けれど嬉美はトンボ型の監視カメラでお見通し。ノートパソコンを持ってることからハッキングで裏門が開いてしまうと思い、電源を落とすように指示。これによりAIMジャマーもOFFになりますが「ジャマーが無ければコイツも使えるしな」と、右手の"天使型の竜"をチラつかせます。

追いついた嬉美は佐天さんに腹パンを食らわせて戦闘意欲を失わせる。ふと見ればノートパソコンが壊れているではないか。それは はしご階段から落ちた際に壊れたもの。なぜ壊れていたのに持ち歩いていたんだ?
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それは佐天さんの計算通り!
腹パンで吐きそうになりながらも嬉美にその理由を告げる。ハッキングするだろうことをちらつかせれば きっと電源を落とすだろう。そうすればAIMジャマーも止められる。
ジャマーさえ無ければきっと友達が助けに来てくれる!
佐天さんにしてみれば狙い通りに引っ掛かったわけで、まさにしてやったりな気分でしょう!

その期待通りに裏門を勢いよく破壊して入って来た美琴! ジャマーさえなければ本領発揮の全力全開。アニメだったら主題歌が流れて来る場面ですね。挨拶代わりにレールガンを2・3mの距離から ぶち込みます。
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ほぼゼロ距離なのに竜の力で防いだ嬉美。さぁ第二ラウンドの開始ですが竜がある限り美琴が苦戦を強いられるのは今回も必至か。主人公としても連続しての能力の無効化は避けたいところですが…一体どうなる??
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