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『ヤングエースUP』連載、「最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い」の1巻です。
お馴染み「小説家になろう」の連載作のコミカライズ。書籍版は3巻まで出てます。原作の正式なタイトルは「最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~」という超長さ。

第七皇子のアルノルト(以後 アル)は無能で無気力の放蕩皇子。片や弟の第八皇子のレオナルト(以後 レオ)は頭脳明晰で性格良好。双子でありながら対照的すぎることから、アルは「出涸らし皇子」と揶揄されていた。見かけは立派でも中身が無いという意味なのだろう。
けれどアルは知られざる もう一つの顔を持っていた。凄腕の冒険者・シルバーだ。
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それも国内で5人しかいないSS級の冒険者。高難度の依頼しか受けず、もちろん依頼料は桁違い。皇子としては無能だけれど、冒険者としての能力が開花した格好です。将来は綺麗な嫁さんをもらって楽しく暮らしたいと思ってましたよ。昨日までは…

それを揺るがす事態が発生します。レオが次期皇帝の帝位争いに巻き込まれたのだ。今さら「そんな気持ちは無いよ」と言ったところで遅い。帝位争いで先行する三強から目を付けられてしまったからには、三人の誰が皇帝になったところで追放か死罪は免れない。それは兄であるアルにも及ぶのは必至だ!
よってレオは正式に「第四勢力」として帝位争いに加わる意志を固め、アルはそれを成し遂げるために暗躍するというお話し。

勢力拡大には有力な貴族を味方にするのがセオリーですが、既に先行している三人に多くを取られてるので今さら感は否めません。それでもまだ残っていた有力貴族のクライネルト公爵。自領内にモンスターが大量発生してるのでそれどころでないという。ならばここは冒険者・シルバーの出番。レオの依頼で片付けに来たと恩を売って味方に付けようという算段だ。
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ところが追い返されちゃいました!
無能な門番(公爵の息子)の融通が利かずに門前払いという格好。でもこれは逆に好都合。後日 アルがやって来て「高額な依頼料を払ってシルバーを雇ったのに追い返すとは何事だ」と、ご立腹(したふり。ほとんどマッチポンプw)。これには平身低頭のクライネルト公爵。こうやって公爵を味方に引き入れたと共に、美女として名高い娘のフィーネが帝位争いのお手伝いをしてくれることになりました。ところがこのフィーネがいきなり知っちゃうんだね。
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アルとシルバーが同一人物であることを!
でもそれを怒らないのがヒロインというもの。むしろ弟のために色々やってくれてると好印象を持ったようだ。
で、ラスト数ページで物語が動きます。現皇帝が帝位争いの四人を前にして数十年ぶりに「騎士狩猟祭」を開催することを宣言しました。
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これに勝った者には次期皇太子の座へ大きく前進する報酬をくれるそうだ。「騎士狩猟祭」というからには何かの狩りか? ならばシルバーが有利になりそうだけど、他の候補者もSS級冒険者を雇うかもしれないので予断は許さない状況でしょう。

最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い (1) (角川コミックス・エース)
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