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『イブニング』連載、「紫電改343」の第6話
新設する343航空隊に新鋭機・紫電改を1000機も配置するという源田。何かアテがあって言っているのか? 切り出したのは紫電改が艦載されるという極秘新造艦の空母「信濃」。源田は最高機密だとして伝える。
信濃は沈んだ 海鷲の砦はもうない
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はいここで信濃についてちょっと書きます。信濃はもともと大和型戦艦として大和・武蔵の次に造られてました。けれどミッドウェイによって空母が四隻も沈んだことから、急遽空母に造り変えたのです。急造な空母とはいえ戦艦が基礎なことから排水量は日本どころか世界の空母でも最大。原子力空母エンタープライズが登場するまでトップの座に君臨してたのだから驚きだ。

そんな新造艦だけど魚雷4発で虫の息。阿部艦長は駆逐艦に曳航させて浅瀬に座礁させようとするも傾斜は止まらず、曳航ロープまでも切れたことから総員退避を指示。阿部艦長は信濃と共に沈んでいきます。竣工から10日、出港してわずか17時間の短命に消えた空母でした。

源田は語り続ける。日本国民最後の希望は…無念! 一夜にして海に沈んだのだ──!!
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源田のアテとは信濃に配備予定だった紫電改を343航空隊がもらい受けることでした。だからこそ海に散った彼らの無念を晴らせと熱く語ります。こう言われちゃ菅野だって引き下がれない。
紫電改!やってやろうぜ
俺と共に信濃の無念を晴らそうじゃねえか!!


それから三日後、日本上空に飛来したB-29。敵の迎撃能力の限界を探るのが目的だという。そこに接近する戦闘機。高度6千に6分かかってないことから零戦や鍾馗ではない。こんな高性能な機体を持ってるハズがないからだ。ならばグラマン? でも護衛機がつくなんて聞いてないし…
そう、それは菅野が操る紫電改だった!
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B-29は機銃を撃ちまくるも全く当たらず。極地戦闘機ゆえに旋回性能がスゴく、軌道が掴めないからには照準器にも収まらないからだ。さて、菅野にとっても今回の出撃はB-29の性能を探るためなので戦闘行為は行わず。よって両者戦闘しないまま別れるのですが、B-29の隊長は新型機の性能に震えるのでした。
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