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『ヤングチャンピオン』連載、「日本を創った男 ~渋沢栄一 青き日々~」の1巻です。
「哲也」「江川と西本」などを描いた星野泰視さんの最新作。来年の大河ドラマの主人公であり、2024年から発行される一万円札の肖像画の人物でもある渋沢栄一の若かりし頃を描くストーリー。これを読んでいればとりあえず来年の大河を楽しく観れる…かもしれません。

みずほ銀行・三井住友銀行・京阪鉄道・キリンビール日本製紙・日本赤十字社・川崎重工業など481社もの企業設立に関与した人物・渋沢栄一。近代日本の礎を築いた人物ですが幕末においては幕府転覆を企てる維新志士だったことをご存じだろうか。
その前に物語は渋沢が12歳だった1852年から始まります。渋沢って埼玉県深谷市に今でも実在する「血洗島」という地名が出身なんですね。横溝正史の作品に出てきそうな名前だこと。

渋沢家は手広く商売をしている豪農で、商業の才能を開花させる基礎となるのですが お上の言う事には逆らえません。
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「御用金」という名目のお金を理不尽に払わされます。武士に逆らえば斬り捨て御免で斬られるのが当たり前。父親は「一生 百姓のまま…一生 侍の言うことを聞いておればよい」とするけれど、渋沢にとっては我慢なりません。
そんなときに出会うのですよ。
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河原で傷つき倒れていたのは維新志士。ここでは名前を名乗ってないけれど、後に吉田松陰の松下村塾に入塾して松門四天王の一人に数えられる入江九一です。今の渋沢の気持ちは倒幕を目論む志士に肩入れしたく、安全な場所に運んで看護します。とはいえ渋沢はまだ子供。翌日には いとこであり勉学を教えて貰っている尾高惇忠に知られて別れることに。
この男とはこのままもう会うことも無いと思っていたけれど、5年後にまさかの再会をするとはね!
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尾高家の家業を継いだ尾高惇忠は密かにあの時の志士と密会を繰り返し、長州に資金を援助していたのです。立場は違えど国を憂える気持ちは同じだとして。お尋ね者になるのは覚悟の上と腹を決めており、渋沢はどうすると訊かれては もう同じ道を歩むことしか考えませんでした。
そして渋沢は活動のために江戸へ。そこでトラブルに見舞われるも、謎の人物に助けられます。
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それは新選組を結成する前の土方歳三! もう二度と会うこともあるまいかと言ってますが9年後に会おうとは夢にも思わなかったことだろう。

日本を創った男~渋沢栄一 青き日々~ 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)
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