kenshin201105.jpg
『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第30幕
「相楽左之助 お前は明治政府を善しとは思っていないだろう 我々と手を組める余地はあるはず」と、劍客兵器に勧誘する於野。確かに左之助は明治政府を快く思っていない。赤報隊との約束を反故したばかりか、偽官軍として処断されて隊長の相楽総三は さらし首になったからだ。

けれど思い出したくもないことを言われてか左之助はムカついた。対世界戦争という正義を掲げて 悪行暴挙を実検戦闘と言い換えて誤魔化す手口は、明治政府と同じだとして最後の一撃に全てを賭ける! こうなった以上 止む無しと、於野も最後の赫力裂斧掌(せきりきれっぷしょう)を繰り出した。
左腕はくれてやる 存分に破壊しろ 代わりに右手の裂斧掌で命を断つ!!
kenshin201105-.jpg
てっきり二重の極みが来ると思っていた於野は、それを見て判断が遅れた。左之助の拳が二重の極みとは違うからだ。それは旋拳! 正直、どういったものか知らないけれど於野の拳を捻って破壊。二重の極みで上腕を砕き、於野の右手が届く前に百裂拳と頭突きでKOだ。
勝負は決した。けれど於野はまだ諦めてはいない。
kenshin201105-1.jpg
この場になってもまだ勧誘します。部隊将に言われた「世界は残忍で非情だ」との言葉が心に突き刺さり、日本の行く末を心から危惧しているのだろう。それはそれで褒めていいと思うぞ。
でも左之助は動じない。自分の目で世界の動向を体験しているからだ。
kenshin201105-2.jpg
英国 倫敦の絶望的な貧困層
米国 西部の追い詰められる原住民
南半球の植民地の人々

見て来たからな
於野は世界について聞いてはいるけれど行ってはいない。その点、左之助は行ってきた。リアルなことは知らないのに知ったかぶりするんじゃねえとでも言いたいんじゃないかな。

左之助は手を差し伸べる。やり方を変えるなら話し合いの余地は作るとのことだけど、於野はこの意味を知らないようだ。
kenshin201105-3.jpg
それは握手。互いに歩み寄る機会を作ろうというわけ。喧嘩屋として売って来た左之助だけど、世界を回ったことで ただ喧嘩するだけではダメなことを学んだようですね。
スポンサーサイト