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『イブニング』連載、「紫電改343」の第11話
昭和20年(1945年)になって米軍の第五艦隊は日本へ接近。いよいよ日本本土攻略作戦が動き始めようとしていた。
1月19日、源田大佐が松山基地に着任。真っ先に出迎えたのは飛行長の志賀淑雄(しが よしお)でした。真珠湾攻撃ではオアフ島飛行場を最初に攻撃した隊長を務めてます。また紫電改は開発からテストパイロットとして関わった実績があるなど、だからこそ343の飛行長としては最適として任命されたのでしょう。

そして源田司令に敬礼する菅野・鴛淵(おしぶち)たち301・701の隊員一同。
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待たせたな、君たちに期待するという旨を源田は発す。その際、ようやくまだ来てないもう一隊の林喜重(はやし きじゅう)大尉が率いる407について語られました。343はこの三人の隊長のもとで活躍することになります。ちなみに林が着任するのは26日なので ちょうど一週間後になります。

源田は言う。「天空の盾となり我ら日本の空を守ってほしい」と。ところが異を唱えた菅野。
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我々の決意は盾になることではない。敵を粉砕する剣となって闘いたいとして、部隊名だけでも剣部隊と命名して欲しいと懇願。これには鴛淵たち701の面々も賛同したことから反対する理由が見つかりません。
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よって343の部隊名は正式に「剣部隊」と決定。隊員一同は雄たけびを上げた──

ところで343飛行隊を舞台にした映画「太平洋の翼」をご存じでしょうか。三船敏郎・加山雄三を始め、当時の東宝のバイブレイヤーがズラリ。珍しく渥美清も東宝映画でありながら出演してます。けれど内容がまるで違うのですよ。源田が千田に、菅野が滝に、鴛淵が安宅に、林が矢野へと名前が変更。だって史実を綿密に描くわけじゃないので、そのまんまじゃマズイしね。

それにストーリーがスゴイ。前半は343結成のため三人の隊長が帰還するまでを描くのですが、安宅は硫黄島から潜水艦で、矢野は敵船を奪って戻るなど、史実と全く違うので笑っちゃいます。つーか、戦闘機はどこにいったんだよ。
コロナ禍で自宅に居る時間が長くなるのでしたらVODなどでご覧になってください。
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