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『イブニング』連載、「紫電改343」の第12話
301と701の飛行訓練を見つめる源田大佐。自身もパイロットだったことから紫電改で飛びたいと言い出した。もちろん乗るのは初めてだけれど、開発に携わった志賀飛行長が直々に教えるのだから問題はあるまい。ただ、機体を貸すことになった菅野は壊されないか不安でたまらないみたいだけどね。
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飛ぶにあたって飛行長も随行することになりました。「生で源田サーカスが見られるぞ」と、隊員たちは騒ぎ始める。ここで連載初期にも記述してあった「源田サーカス」について説明を。1930年代に源田が隊長として編成した非公式のアクロバット隊のことです。宙返りや逆さ飛行などして軍のアピールをしたのですよ。当時まだ珍しかった曲技飛行に感動して軍に入った人もそれなり居たみたいですね。
その(伝説的な)人が紫電改に乗るというのだから隊員たちが色めきだすのも無理ありません。また「司令官が乗る」という行為自体が隊員たちのやる気を引き出すというものでしょう。

飛んでみて源田は「これぞ戦闘機 勝てる機体だ 紫電改」と高評価。その一方、飛行長は先に帰還してしまいました。源田はどこに? 実は今日になって乗りたくなった本当の理由が別にあったのです。それは待望の戦闘407飛行隊の着任日だから待ちきれなくなって紫電改で出迎えに行ったというわけだ!

そして源田は三機の零式輸送機(だよね?自信ないけど)を引き連れて帰還。降りて来た隊員たちの雰囲気が重々しくて圧倒される301の面々。
直立不動の鬼バッター 本田稔 飛曹長!
空海「瑞鳳」艦隊船団機隊の生き残り 下鶴上飛曹
絶対死なない奇跡の生還男 田中上飛曹
甲飛10期の仲間が世話になった教官 大原飛曹長

(この中で本田稔さんは今でも健在です。二番目に「空海「瑞鳳」」とありますが、たぶん「空母「瑞鳳」」の間違いでしょう)
そしてこれらの猛者を束ねる隊長こそ!
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林 喜重大尉です。名前が「きじゅう」だったり「よししげ」だったりよく分かりません。恐らく「よししげ」が本名、「きじゅう」が あだ名ではないかと思われ。
優しそうな顔に平穏な挨拶。正直、拍子抜けする一同でした。その林隊長に対して整備兵が「フィリピン帰りから嫌な噂話」を聞いたという。
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林隊長はとんでもない臆病者らしい
それは嘘か真か!? 疑惑があるなら確かめねばなるまい!

今回の4ページ目の源田を描いている先生です。このような硬派な漫画を描いている一方で、「全裸監督」の漫画化も連載決定。4月21日発売の『コミックバンチ』でスタートです。
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