魔法先生ネギま！ 230時間目 かつては敵だったラカンとナギ

今回またしても話数表示が違ってますよー。229時間目とありますが正確には230時間目ですから。
ラカンによる過去の自主映画、といっても読者によく知ってもらうため昔話のリプレイな今回。ラカンは当初「紅き翼」の刺客だったんですね。しかも当時の「紅き翼」はナギ・詠春・アルビレオ・名前不詳の人(クーフェイいわく「じじい口調の新キャラ」)の4人だけだったとは知らなんだ。
特に「じじい口調の新キャラ」は少年と思っていたのにちゃんとした大人だったとは意外すぎます。

「ＰＩＹＯ　ＰＩＹＯ」の未亡人な管理人さんのエプロンをした詠春。このエプロンは木乃香もしてましたから父のおさがりだったようです。鍋料理の最中に襲われるとはそれってなんてルパン三世 死の翼アルバトロス？　でもちゃんと「食事中 失礼～～ッ」と言ってくるラカンは礼儀正しい刺客でした。

詠春に対しカプセル怪獣かホイポイカプセルかのように美女を出現させるとは読者が喜ぶ攻撃方法。ここで時雨の製作日記さんの記事を参考にさせていただくと「ADULTERAは｢姦淫の女、不貞な女、姦婦｣の意味」「dryadisは｢木の精｣の意味」なんだそうです。つまり淫魔、サキュバスみたいなものだったのでしょう。
保険にツルペタ幼女も出しておくとはやるな！　しかもその保険による信楽焼きタヌキでＫＯされてしまう詠春、キミに幸あれ。

次なるはナギとの対決。夕飯から夜通し13時間も続いた戦いは決着つかず引き分け。
「4対1で挑んでおいてこの様じゃあ…完敗か」
「俺に並ぶ人間がいたってだけで満足だぜ」
と、両者が知る存在となりやがてラカンも仲間になったとのこと。「Ｌｅｔ’ｓダチ公」で言うところの"一度 拳を交わせばダチ"ってことですね。

その後は説明だらけの戦争情勢。全長三百キロもの巨大要塞を陥落だの奪回だのというところは銀英伝のイゼルローン要塞の攻防戦を思い出しました。そのような戦いの後にガトウとタカミチも加わってよく知られる「紅き翼」になったようです。

そして最後に出てきたウェスペルタティア王国の王女アリカ。ウェスペルタティア王国の王都がオスティアなことから明日菜の血筋でしょう。明日菜の母にしては若すぎるので義姉ぐらい？　どう考えてもナギとのラブロマンスがありそうなのでネギの母とも考えられますが…さて？