コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー ありがとう!2年半に渡る連載が最終回

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『コンプエース』連載、「コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー」の26話で最終回となりました。
世界の敵だったシャルルが消え、跡を継いだユーフェミアは公約通りに全エリアを解放する。とまぁ結果からすれば万々歳なんですけど実際はそうも上手くいかないのが実情。長い間続いたエリア支配を解放するには諸処の問題があって容易に事が進みません。暫定正規軍との小競り合いとか敵意を再びブリタニアに向けるなど、ユーフェミアはその矢面に立たされ世界は再び混沌とした気運になっていった──

今回はそういったエピローグな話です。これら全てを語るにはかなりかかるので簡潔にします。
扇と玉城ら──扇は黒の騎士団のリーダーとなり、神楽耶と一緒に日本政府の一役を担うことに。結局この作品では空気のような存在でしたね。居ても居なくても大して変わらなかった気がします。カレンは出番が多かったもののやはり立場的には一緒でした。

ユフィとスザク──スザクは日本に残らずユーフェミアの騎士として傍に居ることに。父親の成して来た政策のツケを払わされる格好となったユフィは損な役回りとしか言いようがありません。コーネリアはどうしたの?

ルルーシュ──C.C.は消えてもエデンバイタルの魔王たるゼロの能力は残っているようです。「世界を混沌で活性化させる」ために魔王としてギアスをばら撒くつもりらしい。
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ルルーシュとナナリーの会話で登場したアニメの一場面。これは嬉しいサプライズでした
いずれユフィやスザクやナナリーと敵対するだろうと告げるも「どこにいようとお前の兄 ルルーシュは妹 ナナリーを愛し続ける」と言い残し去っていきます。

特殊名誉外人部隊(イレギュラーズ)たち──軍から離れ自立した生活を送っています。植えられたC.C.細胞はどうしたんだよ、と思いますけどC.C.が消えたことから細胞も消えて侵食される危険は無くなったようですね。もっともギアスも無くなったことから力仕事することにダルクがボヤいてますが。

アリス──ナナリーの騎士として戦ったつもりでも父・母・兄をなくして辛い立場に追い込んでしまったことに苦慮しナナリーの下を離れてました。でもナナリーの説得により本当のナナリーの騎士として傍にいる決意を固めます。髪型を変えて別人な感じですけどこれもまたOK!

オレンジ──6話の河口湖のホテル事件以来 出番なし(だよね?)。生きてるのは間違いありません。

そしてナナリー──皇族に復帰して日本の友好駐在大使になりました。でも日本人の敵意の矛先となることからその道は決して平坦ではないでしょう。さながら韓○の駐在大使といったところですかね。「生きてさえいれば どんなに時間がかかろうとも必ず優しい世界が実現する」との思いからシャルルの提案を蹴ったそうです。それは夢物語かもしれませんがこの理想を持った人が数多く現れるならば夢を夢で終わらすことは無いと私も信じます。

連載が始まって約2年半、今回で最終回を迎えました。最初は「目の見えるナナリーがナイトメアに乗って戦う」という奇異な設定に引かれたからこそレビューを始めたのですけど、ネモとの契約解除やアリス・ザ・コードギアスという作品タイトルを名乗るナイトメアの出現で途中から超展開の別の魅力に移ったことは私だけが感じたことではないでしょう。
たくま朋正先生、長い間ありがとうございました!
nanary090329-1
最後はアメコミヒーローのようにゼロが見届ける感じになりました。この作品の特徴である面白いアオリが今回もあって「全てを乱し、全てを繋げ!」とはディケイドからの引用ですね。最後までやってくれるわ!!
この最終話を含むコミックス5巻は4月25日に発売です。
<Amazon>コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー 5巻(完)
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コメント
この記事へのコメント
ナイトメア・オブ・ナナリーは続くよどこまでも
とうとう終わってしまいましたね。
個人的な感想を挙げると、やはりコミカライズ(それもコンプエース掲載)という立場上、原作が終わると畳み掛けるように話が進行し、終結してしまった感が否めません。
そんな中でも綺麗に終わらせた点は良かったと思いますし、希望のあるラストですが、ロロの死やアーニャ、ネモ消滅、最終話での生徒会組、スザクのワイアードギアス等、放置気味なネタもあったような気がします。
ここまで入れると尺的に厳しいのかもしれませんが…

…とまあ、不満点を挙げるとそんな所ですが、単行本で何らかの形で加筆されている事を期待します。

本編でもナイトメア・オブ・ナナリーでも、ルルーシュは最後に「巨悪」にならなくてはならないというのは何とも切ない感じがしました。
ナイトメア・オブ・ナナリーの方は不死となり、「ルルーシュ」という個を捨て、魔王として生き続けなければならない辺り、ある意味では本編以上に辛いかと思います。
ナナリーの傍にいなかったのも、最初からその覚悟が出来ていたから、アリスの事を「見所がある」と評したのも、自分の代わりにナナリーの傍に居てくれる者として認めたからでしょうね。

最後の最後でナナリーとアリスの二人の絆の確認に持ってきたのも良かったと思います。
結果的にナナリーが家族を全て失い、更に危険な立場にしてしまった事に苦慮し、姿を消してしまったアリス。
そんなアリスの弱さを受け入れ、共に未来を歩んでほしいと騎士勲章を渡すナナリー。
選任騎士自体が選任する皇族にとって特別な存在である事を意味するもののようで、ナナリーはこれまでアリスが自分にかけてくれた愛情に、最も判りやすい形で応えたって事でしょうね。
他の選任騎士と皇族の関係と比較しても、互いに親友を越えた対等の立場で支えあっていこうという気持ちが伝わってきますし、本編では騎士任命式が盛大に、華やかに行われていたのに対し、ナナリーとアリスの二人だけのささやかな騎士任命式というのも、二人が初めて言葉を交わした場所というのもあり、ともあれば百合的でありますが、全ての集約点で感慨深いものでした。
まあ、現状のブリタニアの状況的に盛大なセレモニーを行う余裕が無い事を差し引いても、ナナリーとアリスの二人の式にはそういうものは似合わないと個人的に思いますが。

総合してみると、ナナリーは色々波乱の人生を送り、これからも波乱に巻き込まれる事もあるでしょうけど、両親の最期を看取り、ルルーシュと双方納得した上で笑顔で別れ、戦禍という絶望(悪夢)に苛まれ続けたナナリーが、その果てにアリスという親友(騎士)を得たので、ナナリーに関して言えばこの作品が最もハッピーエンドなんじゃないでしょうか。

本当に2年4ヶ月間の連載お疲れ様でした。そしてレビューを続けてきた管理人様もお疲れ様でした!
私も当初は「ナナリーがKMFに乗って大暴れ」という設定に惹かれたものですが、ここまで面白く、素晴らしい作品になろうとは…
また、この様な作品に出会いたいと思います。
2009/03/30(月) 08:39 | URL | 烏丸紫苑 #bk7fSpJs[ 編集]
立ち読みした第一話でアニメと打って変わってキレた(兄殺されりゃ当然)姿に惹かれ、第二話で圧倒的な戦闘シーンを見せつけながらシュナイゼルを殺せなかった心に惚れ込み、コンプエースを購読するようになって早二年。意外と短いものですね、四年くらいかと思いました。
途中で本編を切ってしまった私にとって唯一のコードギアスだったナイトメア・オブ・ナナリー。終幕は悲しいですが満足できました。
できればもうちょっと各々のエピローグが欲しかったですが……まあ、そっちは単行本を期待しましょう。
本編のルルーシュは人々の悪意を見すぎてあのような決断をしたように思いましたが、ナナリーの人々の善意を信じた決断は二人の違いが表れていますね。そしてアリスとの友情……本編の二人見てる側からすれば、ホッとしたのは私だけじゃないでしょう(こら
あの日、購読を決意した判断は間違えていなかったと確信しています。願わくばアニメ化……いえいえ、何でもありません(ぉぃ
2009/03/31(火) 23:54 | URL | 紫静馬 #-[ 編集]
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