パラドクス・ブルー 1巻 天使が出題するクイズに立ち向かう5人の生徒会

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『月刊コミックブレイド』連載、「パラドクス・ブルー」の1巻です。
天使。ここでは1993年に初めて地上に降り立った超常的存在を指し、姿かたちはその時によって様々。怪獣みたいにバカでかいものも居れば着ぐるみのようなものも居る。その全てに共通するのは試練(クイズ)を出してくること。それに答えられれば天恵を得られるものの、失敗したら辺り一面火の海となる天罰が与えられる。

どうして天使が出現するようになったのか、世界のいつどこに現れるのかは誰も知らない──

但し、日本のS県青葉市では2008年から天使が頻繁に出現するようになった。理由は相変わらず解らないがその試練にあえて立ち向かう5人が登場する。それが巨大学園都市A校の生徒会メンバー!
5人は姫・魔法使い・百面相・鉄人・鬼人との二つ名を持ち、話のメインとなるのはこの二人。
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1年生ながら生徒会長となった"姫"こと姫川ブルー・クリスティア
生徒会見習いでビビリ屋なるも頭脳は明晰。"魔法使い"と呼ばれる聖 蒼十郎
姫のひらめき、魔法使いの解読力で試練を乗り越えていくというのが大まかな展開です。

各種才能ある人物が集まった生徒会で事件を解決していくといったら「有閑倶楽部」を思い浮かべますけど、相手が天使ということでその比ではありません(とゆーか、比べられません)。それも失敗したら即死亡というハイリスクが常に付きまといます。なぜ得てして火中の栗を拾うようなことをするのか、それは姫が好奇心旺盛がゆえに首を突っ込みたいから! まぁこれは半分冗談が入ってますけどこの仲間となら解決できると信じてるからこそなんでしょう。
 人生は一度きり どうせだったら楽しい方がいい
 人生を楽しくするのは 程良いゴラクに程良いスリル
 そして素敵な仲間がいればそれで十分

この詩が1話ラストに飾られます。こういった気持ちで天使の試練に立ち向かってるということですね。昔のテレビ番組『俺たちは天使だ!』の「運が悪けりゃ死ぬだけさ」と同じようなものでしょう。関係ありませんが即死亡という件ではYouTubeやニコニコなどでお馴染みの「○○で人類滅亡」が気に入ってます。出オチで面白いのはコレ!
 とくダネ!で人類滅亡(YouTube)
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この作品最大の特徴であり魅力は読者も一緒に謎を解いていくこと。「名探偵コナン」もその点では同じかもしれませんけどあれは"読まされてる"って気持ちが働いてしまい、一緒に解決しようとは思えないですね。
謎解きに必要なヒントのコマには目印があるなどの配慮があって色々と推理できるのが面白いです。またゲームブック風にゲームオーバーなコマ割りもあってその世代の人は懐かしく思えるかもしれません。
頭を働かせたい作品を希望されるなら是非ともオススメしますね。

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中西 達郎

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