アイアムアヒーロー 2巻 迫り来るゾンビに立ち向かう元漫画家

iamhero091228
『ビッグコミックスピリッツ』連載、「アイアムアヒーロー」の2巻です。
一言で言えばゾンビもの。昨日まで普通だった日常に突如ゾンビと化す人間が出現し、噛まれることによって人々が次々とゾンビ化していってしまうホラー&パニック作品です。描いてる花沢健吾氏といったら非モテな主人公を活躍させる作品が多いんですが今回も同じ。漫画家デビューしたものの売れずにアシスタントに逆戻りした冴えない男・鈴木英雄が主人公。英雄は妄想癖があり彼にだけ見える"矢島"なる人物と会話したりするのですが、これが内容を更に不気味に複雑化させてます。

帯に「GANTZ」の奥浩哉氏からの推薦文がありますけどこれって珍しくない? ヤングジャンプの漫画家がスピリッツの漫画家を褒めてるんですよ。少年ジャンプで例えるなら少年サンデーを褒めてるようなもの。ま、同じ株主の一ツ橋グループだから出来たんでしょうけどね。

1巻ラストの衝撃は英雄の彼女・徹子のゾンビ化。ゾンビと化した徹子が見開きでゆっくり近づいてくる様子はマジで怖かったですから。2巻はその徹子と英雄の攻防戦が巻頭カラーとなって収録してあります。これって掲載時もカラーだっけ? それとも描き直しでカラー化ですか? ともかく紫色と化した血管が妙にリアルとなって怖さが倍増してますわ。
「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」のゾンビを"スピード感のあるゾンビ"とするなら、この作品のゾンビは"なまめかしいゾンビ"。絵柄も影響してますが単に怖いゾンビでしたら私はこの作品に軍配を上げますね。
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ゾンビ化の原因は全くの不明。正常な人間が突如ゾンビとなるらしく、ヘリ中継のカメラマンが突如レポーターを襲うなど"誰がゾンビ化するのかわからない"点も事態の異常性を表してます。この中でどの放送局もニュースを流してるのに某局だけはアニメを流してるというパロがあるのにはワロタ。

アシスタントチーフ・三谷と共闘して一時は逃げ延びるものの三谷はある事で脱落。このある事がまた衝撃的なんですよ、見開きで4ページに渡り描かれてます。電車に乗って一段落かと思いきや、電車の中にもゾンビが出現。逃げられない空間で英雄はいったいどうする!?

ホラーやゾンビが好きな人なら絶対読んで欲しいこの作品。リアルなゾンビを体感してください。
アイアムアヒーロー 2 (ビッグコミックス) アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)
アイアムアヒーロー(2)  アイアムアヒーロー(1)
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コメント
この記事へのコメント
あまり面白い作品でもないかな…

ゾンビってだけでもありがちだし。原作の映画だって。

まぁギャグ漫画としてみたほうがいい
2009/12/29(火) 02:56 | URL | 百道浜 #EEp4S0Tk[ 編集]
連載の方読んでるけど、展開が遅すぎる。

いい加減逃げ回るの終わりにして状況の打開に向かって欲しい。
2009/12/29(火) 03:00 | URL | . #-[ 編集]
いや。これは怖い。
描写っつーか魅せ方がうまい。
終わらせ方が気になる作品。
2009/12/29(火) 03:08 | URL | 名無し #-[ 編集]
これ面白いよね。
ただ展開が遅すぎるのは同意。
つーか主人公がいつ覚醒するんだ?
するよね?タイトルがタイトルだし・・・
2009/12/29(火) 08:43 | URL | 名無し #JalddpaA[ 編集]
いやあ、この人のマンガのキャラはそうそう覚醒せんでしょう。
必死でだましだましやってく気がする。
「アイアムアヒーロー」って自分を奮い立たしながら。

この人のマンガはそういう感じが好きなんだけどね
ボーイズオンザランもそんなだったし。
2009/12/29(火) 13:06 | URL | 名無し #-[ 編集]
>>米1
この漫画、他の原作があるの?
2009/12/29(火) 13:45 | URL | 名無し #-[ 編集]
米欄が、ニワカばかりで笑えたw
ゾンビもの全般や、この人の過去の作品をちょっとでも読んでれば出てこない文句ばかりw

ちょっと調べてから判断したほうがいいよ。
その上で、好きになるか糞と見捨てるかは自由。
2009/12/30(水) 23:27 | URL | 名無し #-[ 編集]
ゾンビが全力疾走してくる映画として28日後...とかドーン・オブ・ザ・デッドがあるといいたいのでは?
2009/12/31(木) 14:29 | URL | 名無し #FFeI7iKU[ 編集]
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2010/01/03(日) 02:19 | | #[ 編集]
中々進展なさそうだけど何となくリアルな感じがして好きだな

>>1
これの原作があるなら是非教えてくれよw
2010/01/25(月) 23:17 | URL |       #-[ 編集]
「地球最後の男(I am Legend)」1954年 リチャード・マシスン著 ハヤカワ文庫刊
現在「アイ・アム・レジェンド」の題名で再刊。
ゾンビ映画の父祖「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の元ネタ。
漫画の題名も原題を踏襲している。
2010/02/20(土) 11:51 | URL | 御中優希 #-[ 編集]

それはタイトルのオマージュ元になった作品であってこの漫画の「原作」ではないんだけどね。

オマージュってもタイトル似せてるだけだし内容が被ってるわけでもないからその指摘は全くの的外れ。

「オマージュ」と「原作」の違いぐらい分かってからレスしようね。


…と、ゆとりへの暇潰しレスはこんなとこにして漫画への感想を。
まだ謎だらけで分からんけどこの分からなさが最高に楽しい。
作中ではゾンビとも明言されてないし、作者の胸先三寸で展開がどう転ぶかその分からなさも魅力といえば魅力。
個人的に今一番先が気になる作品なので引き際を間違えてネタ漫画に成り下がった某丸太漫画の二の舞にだけはなってほしくない。
2010/05/25(火) 20:39 | URL | 名無し #-[ 編集]
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