瑪瑙之竜(めのうのりゅう) 1巻 犯罪を狩る4人のエキスパートたち

menou100921
『fellows!』連載、「瑪瑙之竜(めのうのりゅう)」の1巻です。
世界樹の迷宮シリーズのモンスターデザインや、ファイナルファンタジーIXのモンスターデザインや、デュエルマスターズのカードデザインなど手掛けている長澤真氏が贈る初の長編コミック。ぶっちゃけ、ジャケット買い。主人公と思われる男の手が何かサイボーグ化してるので面白そうだと思ったからなんですが、期待に応えて味のある読ませる内容でした。

一言で説明すれば現代版仕事人。つーか、「ザ・ハングマン」か。ある時は謎の神父から依頼を受け、または偶然にも犯罪現場に居合わせるなどで警察よりも先に犯人を確保してしまう謎の4人のエキスパートたち。彼らの正体は誰も知らないがコードネームは「瑪瑙之竜」として使われている…
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これがその4人。左から説明しますと
マナブ(通称 マナ)──両手を機械化して用途に応じてニードルとかロープとか麻酔弾を射出できる
ニス──美女でバイク乗り。瞳に秘密があって目線が合ってカメラを写すと…ある意味 最強の能力者
アルベール(通称 アル)──美形の覆面男。様々な手品で相手を翻弄する
ゼイン──普段は弁護士。ラジコンメカを操り犯人を追い詰める

とまぁ全員が何らかの技術というかギミックを有しており、それを駆使して犯人確保に役立ててます。犯人は殺さずあくまで捕らえるだけなのが仕事人と違うところ。
こういった作品は主人公たちの鮮やかな手腕に主点が置かれがちでドラマ性は案外 希薄だったりします。読んでみたところ確かに2話の銀行強盗の話はそうですけど、3話および5話は実に味のある読ませる内容でした。
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特に5話は弟を亡くしてしまった悲しみから精神が保てなくなった少女とマナブとの物語。マナブを弟と思い込み命がけで野犬に立ち向かう少女。その中で両手を機械化せざるを得なくなった過去を思い出すマナブ。結局真相は語られずじまいでしたが話を掘り下げるに充分な要素を含んでました。
最後は行方不明らしいニスの兄の謎を探る場面で終わってます。各自のギミックはもちろんですが、それぞれが持っている秘密を追求する点でも面白いと思いますよ。

瑪瑙之竜 1巻 (ビームコミックス)
長澤 真
エンターブレイン
おすすめ度の平均: 5.0
5 ワンパターンでない展開が魅力的
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