「とある科学の超電磁砲」 重症の当麻を救うべく美琴の願いが妹達を動かす

toal101127
『電撃大王』連載、「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の37話
いつの間にやら実験場所に来ていた美琴の目の前には信じられない光景が映っていた。学園都市最強の一方通行がアイツに殴られ押されている。このまま、もしこのままなら本当にあの約束を果たしてくれるんじゃ…。あの約束とは別れ際にした「御坂妹を連れて帰ってくる」こと。心臓をドキドキさせて成り行きを見つめます。

二人の戦いは当麻が優勢まま進みます。当麻は決して喧嘩が強いとは言えないものの、今まで殴り合いの喧嘩を一度もしたことのない(というより、その能力ゆえに殴り合うことなど一度も無かった)一方通行よりは確実に上でした。
『妹達』だって精一杯生きてきたんだぞ
何だってテメェみてえなのに食い物にされなきゃなんねえんだ

当麻は思いを込めて拳を振るう。この言葉に反応する一方通行。俺は実験体を処分すればいいと言われていただけだ。君の目の前にあるのは薬品と蛋白質によって合成された ただの人形だと。
 ──力がいる…コイツを黙らせる力が──
「窮鼠 猫を噛む」ということわざがあるように、追い詰められた一方通行は能力の新しい応用に気が付いて当麻に目掛けてぶつけます。それは大気の流れを変えること!
toal101127-
竜巻のような猛烈な突風によって高く舞い上がった当麻の身体は、風力発電機の鉄柱に激しくぶつかってから地面に激突。グシャという音と共におびただしい出血が流れて叫び声を上げる美琴! ぐはぁ!! アニメじゃやれないこの出血量。こりゃ死んでもおかしくないでしょ。

早く何とかしなきゃ。このままじゃアイツが死んじゃう! そうは思っても新しい能力に目覚めた一方通行はイケイケ状態。この力を使えば学園都市最強どころか世界を滅ぼすことだって可能。もう俺を止められる奴なんざこの世に存在しねぇ。
 世界はこの手の中にある!
狂気に走った一方通行は己の能力を試すべく圧縮 圧縮 空気を圧縮! 上空には巨大な高電離気体(プラズマ)が作られていきます。イメージ的には元気玉を作る孫 悟空ですな。

このままじゃこの辺り一帯全てが消し飛んでしまう、どうにかしないと美琴は考えます。学園都市の風を一点に集中しているのだから風向きが変われば…と思いついたある方法。傷つき倒れている御坂妹に無理を承知で頼みます。
toal101127-1
 アンタにやって欲しいことがあるの
 ううん アンタにしかできない事があるの!!
 アイツの夢を……守ってあげて…っ

涙ながらに訴えます。ちなみに同じこの場面、少年ガンガン連載の「禁書目録」の方では美琴は顔を上げて描かれてました。どっちの演出がいいかは各個人の好みに分かれますね。
 <参考>とある魔術の禁書目録 当麻を救え!美琴と妹達とが起こす神風(09/1/10)

 何故だか…その言葉はとても響きました
と目覚める御坂妹。当麻を想う気持ちではお姉様に負けないといったところでしょう。
さぁここからが萌える燃える展開! 学園都市中の約1万人の妹達が総決起して風力発電機を逆回転させ始めます。そうすることで風を乱して一方通行の邪魔をしようというわけですね。
toal101127-2
プラズマを見つめる数多くの妹達。果たしてこの行方は!? たぶん次回で決着するんじゃないでしょうか。当麻の逆襲のキツい一発に期待します! つづく
あ、コミックス6巻が2月26日発売だそうです。限定版があるならとっくに告知されてるハズなので今回は無しでしょう。
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 5 (電撃コミックス)  とある科学の超電磁砲 2011年 カレンダー
とある科学の超電磁砲(5)  とある科学の超電磁砲 2011年 カレンダー
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(3) フィギュア「にいてんごあやせ」付 特装版
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
元気玉キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
2010/11/28(日) 13:10 | URL | 名無し #-[ 編集]
早く6巻が読みたい…
2010/11/28(日) 19:46 | URL | 名無し #-[ 編集]
一方やっぱ好きになれんな。
あとで、どれだけエクスキューズが入っても殺人鬼だったことに代わりないもん・・・。
2010/11/30(火) 19:16 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集]
クソセラレータの回想シーン原作に無いよね?何この後付け設定、かま知能障害者の脳はどうなってんの
2010/12/06(月) 21:59 | URL | 名無し #-[ 編集]
クソセラはやめてくれないか
非常に腹立たしい
2011/01/29(土) 21:22 | URL | 名無し #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://beatarai.blog90.fc2.com/tb.php/2006-d9013ffa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック