激マン!《デビルマンの章》 悪魔王ゼノンが全人類に宣戦布告!

geki110421
『週刊漫画ゴラク』連載、「激マン!」《デビルマンの章》の第31話
世界中の空に浮かび上がった巨大な影。それは人間ではなく「悪魔」と呼ばれる種族だった。奴の名は悪魔王ゼノン。かつて明が夢で見た、デーモンを束ねる悪魔です。人間界には今まで密かに暗躍していたデーモンですが、先の無差別合体にて表面化。そしてこのゼノンの姿を堂々と見せたことで悪魔が実在することを世界中に知らしめたのです。

ゼノンは言う。我ら悪魔こそ地球生物の真の王者だと。人間など我らの前では虫ケラにすぎぬ、今から5分後にデーモンの一斉攻撃を開始すると! 余談ながらテレビアニメ版のデーモン族のボスは「魔王ゼノン」でしてこの悪魔王ゼノンとは直接は無関係。ただしシルエットは少し似通ってます。

あと5分で戦争が始まる。突然の事態に街は大混乱。パトカーは「安全な場所に避難してください」なんて言ってるけど悪魔を前に安全な場所などあるものかと明はつぶやきます。そりゃそーだ、地震などの避難では学校の体育館に集まったりするけどデーモンがそこを襲わないとは限りませんからね。自衛隊も出動して人類と悪魔との全面戦争は秒読み段階へ。

明は了のもとに行ってみたら「戦ってはいかん」と予想外の言葉を投げかけられます。今から始まるのは人間対悪魔の戦争。デビルマンは最後の切り札なので最初の戦いで死なすわけにはいかないと、了は不敵な笑みを浮かべながら行く末を見守るらしい。その笑みに不信感を覚える明です…
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ここまで読んで担当の酒水は「ガゼン面白くなってきた」と満足気。でも激は浮かれた様子などありません。むしろ逆に「話はふくらむ一方で終わるかな!?」なんて切羽詰った感じ。というのも了が作者の意図と違う暴走をし始めて、どう転がっていくのか自身ですら分からなくなっているからだそうです。コレが「神が降りてきた」ってやつでしょうか、感情が入れ込むとキャラが勝手に動き始めることがあるようです。

ってことは、激はこの時点では了の正体をまだ考えてなかったことになります。いや、それは作者すら了の正体を知らされてなかったとすべきでしょうかね。思い直せば了はデーモンとの合体に失敗して普通の人間のままなのにシレーヌ戦ではなぜかシレーヌが飛んでくる方向を知ってました。
またシレーヌ戦後にリメイクされなかった了のエピソードでこんなのがありました。
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デーモンが密かに人間に成りすましているのをあぶり出すべく「悪魔ハンター」と称して襲います。その最中は鼓動が激しく高鳴って何をしたのか覚えてないという。ただ、そこには正体を現したデーモンの焼け跡だけが残っていただけ。デーモンがどうなったのか、自分が何をしたのかは謎のまま…
ここで「飛鳥了には何かある」と伏線を張っておいたのがそろそろ役に立ちそうな予感がします。明らかになるまであと少し… つづく
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コメント
この記事へのコメント
何か前回まではちゃんと終わりに向かわせてるって感じでしたがちょっと雲行きがおかしくなってきましたね。
牧村家のあの衝撃のシーンは暴走してないと描けるもんじゃないと思いましたが。
担当とか周囲の人間はどう反応したのか気になってましたよ。
2011/04/22(金) 08:46 | URL | 名無し #frUh5rcM[ 編集]
飛鳥了が不動明を裏切ってからの展開は、コマ割といい絵の質といい凄まじいものでした。特に明が美樹への想い(人への希望)を抱いて夜明けを駆けるシーンから殺戮の目撃(人への絶望)により狂乱する展開は何度読んでも神懸った出来だと思います。
以前からデビルマンの後半は、計算ではなく永井氏の情念の結晶では無いかと思っていましたが、激マンを読んで納得しきりです。
2011/04/23(土) 08:11 | URL | 名無しさん #-[ 編集]
いつか最後のダイジェストみたいな風になった所を書くと思ったんだがな。
書かないね。
でもそれが一番いいのかも。
5巻で完結したから今日のデビルマンの評価がある。
2011/04/30(土) 02:30 | URL | banr #-[ 編集]
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