エンブリオ 1巻 エッチな浄化は気持ちいい

『電撃「マ)王』連載、「エンブリオ」1巻が発売されました。作者の鳴瀬アツシさんはこれが初の単行本どころか初の連載作品とのこと。ご本人のＨＰを見てもその嬉しさが感じられます。
さぎぃ・さぎずぅ(鳴瀬アツシさんのＨＰ)

高校生・鳴沢雄は他の男子と比べてかなりエロい！　しかし彼は家系の関係から特殊な能力を持っている。それは浄化能力。暴走したエンブリオを鎮め消し去る浄化師の能力を持っているのだ。

そもそもタイトルであるエンブリオとは何か？　それは一部の女性のみが体内に宿す"獣の卵"のことである。能力者はこの獣を訓練することにより己の能力として使うことができるのだが、大抵の人はその存在自体を知らないまま過ごしていることが多い。
だがそんな眠っているだけのエンブリオに何か強い刺激を与えた場合、身体の一部が梵字のように赤黒く変色し、やがて暴走して"神蛇(クンダリーニ)"となり破壊の限りを尽くすようになってしまう。
そうならぬよう雄は浄化師として、妹の水琴は己のエンブリオを刀に具現化させて神蛇と戦っているのだ。もっとも雄の狙いは別なのだが…

そう、雄は浄化の最中に女の子に触りまくるのが好きなのだ。しかも浄化する行為は女の子にとってはとても気持ちがいいそうで、頭が真っ白になってイッてしまうようです。そんな状態の女の子にまた触ろうとする雄は本当にうらやましいどうしようもない奴だな。

神蛇なんてそう出現するハズがないのに学校ではここ数日だけで4件も発生していることから、何者かが意図的に発生させているのではと予想。案の定、その黒幕は○○なのだがこれは読んでのお楽しみ。
エッチな描写と妖怪(神蛇)退治を併せ持つ「エンブリオ」の紹介でした。