籠女の邑 1巻 閉鎖的な村で起きる奇妙で奇怪なサスペンスホラー

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『NEMESIS』連載、「籠女の邑(かごめのむら)」の1巻です。
描いているCuvieさんは『ヤングチャンピオン烈』でエロ&サスペンスな「NIGHTMARE MAKER」を連載中。よってこの作品も似たようなテイストなんですけど、横溝正史の「八つ墓村」をモデルにしたような 村に伝わる伝承や因習が大きく関わっているのが特徴です。

大学生の岩松と川名の二人は心霊スポット巡りをしていたら道に迷ってしまい、そうこうしている間に車のガソリンもピンチになってしまって行き詰まり状態に。そこに渡りに船と辿り着いたのが どこぞの集落。道路の電灯は点いていても何故か家の灯りはどの家からも漏れていないことに不思議というより不気味さを覚えます。

そこへ二人の少女の姿が見えたものだから 出た~! となるのは至極当然。いえいえ、この二人は姉妹でただ遊んでいただけでした。
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姉はあやめで妹はえんじゅ。仲の良い姉妹のようです。ただ、どうしてこんな夜中に二人で遊んでいたのか岩松たちにはわかりません。その夜は豪邸住まいのあやめの家に泊めてもらうことになり、岩松はさっさと寝てしまう。しかし川名のところには夜中にも関わらず えんじゅが遊びに来て遊ぼうと言うのだ──

朝になり朝食をいただくことになった岩松たち。テーブルに並んだ家族たちの中にえんじゅの姿がないものだからそれを訊いてみたら「何の話でしょう」「そんな子はおらん」と言うではないか。えぇーと思って あやめにも訊いたところ「何を言ってるの」「まだ寝ぼけてるのね」と やはり知らぬ存ぜぬ状態。
そんなバカな! あの子はちゃんと居たハズだ!
岩松たちはこの家族に、いや、この村 全体に漂う怪しげな空気に触れて得も言われぬ恐怖を覚えるのでした──

とまぁこれが大雑把な1話です。冒頭にも触れましたがこの作品は村に伝わる伝承とか迷信とか しきたりとかが作品全体に大きく関わっていて不気味な感覚が漂ってます。やはり「八つ墓村」の影響なんでしょうか、二人の老婆が出てくるなんてズバリそのものですし。
余談ですけど私は「横溝正史シリーズ」が大好きで、金田一は古谷一行が演じるものがベストだと思ってます。二期のエンディング曲、茶木みやこが歌う「あざみの如く棘あれば」は作品の雰囲気と映像とがベストマッチした傑作だと信じてやみません。
 TV版 金田一耕介 テーマ曲 あざみの如く棘あれば(YouTube)
*ちなみに二期で放送された「黒猫亭事件」ではシャアの声優である池田秀一さんがお坊さん役で出演してるので機会があればご覧になってください。

あやめの家は村全体から嫌われていて村八分状態。それに関わった岩松も危険な目に遭うことになり帰ろうとするものの、川名の姿が消えてしまった。
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村のしきたりに関わった岩松たちを襲う村人たち。いったい あやめの家で昔 何があったのか、えんじゅは幽霊でなく実在するのか、閉鎖的な村で起きるサスペンスホラーを貴方も体験してみてください。

<Amazon>籠女の邑(1) (シリウスコミックス)
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コメント
この記事へのコメント
Cuvieさんといえばエロ漫画。いろいろな雑誌に載っていてとても把握できません。
そのうえ一般誌でまでとは描くの早いです。
2011/09/22(木) 03:46 | URL | ペロリスト名無し #29utwlHc[ 編集]
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