めだかボックス 12巻 バトル展開から一転 頭脳戦に転じて面白さUP！

『週刊少年ジャンプ』連載、「めだかボックス」の12巻です。
赤さんの裸エプロンが カバー裏にｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━━ !!
切れ長目の美人の赤さん。2chのスレでは可愛い子1位に選ばれるなどそれなり人気があるようです。もっとも、漫画内ではキツいイメージが先立ってしまってイマイチ好きになれない人も多いとは思いますけど、この赤さんはGood！　恥ずかしがってる顔がとにかくいいんです。過去最高といえるぐらいに。それに裸エプロンにかけて五月蝿い私が再三 言ってるように「横チチ」と「曲線美」が備わっているポーズも文句なし。カバーをめくって是非ともご参拝してください。

めだかが面白くなったと言われる最大の理由は球磨川の登場であることは多くの人が認めるところ。ではその次に何があるかと問われれば、私は躊躇なく中学生組を挙げます。個性の際立った この子たちが参加したことで画面に華やかさが生まれましたから。その中学生組が本格的に活動を始めたのがこの12巻。第1回オリエンテーションの始まりです。

このオリエンテーションは今までバトルの連続だった展開を大きく変えることにもなりました。それは頭脳戦。暗号文やゲームなど、体力でなく頭を使う内容になったことで読者も一緒に楽しめるようになったことが最大の利点と言えるでしょう。実際、第一関門の暗号文では2chに専門のスレが立つなど効果絶大。そういった点で読者に転機を促したこのオリエンテーション編は大成功だと思いますね。

その中でピックアップしたのがこのコマ。今現在の展開そのものを指していると思うのですよ。めだかに再び認められるには力を得てめだかに勝つしかないと迫られている善吉。いったいどういった決断をするのか次回は大注目です。あ、ちなみに月曜が祝日なのでジャンプが出るのは8日の土曜になります。お間違えなく。

オリエンテーションでは暗号文を筆頭に読書対決とか仲間割れ選挙とか様々な関門が待ち受ける中、私の注目はやはり赤さんの「完全神経衰弱」。球磨川と裸エプロンを賭けての争いは見応え充分！

何しろ両者イカサマの連続。やったらやり返すの応酬で楽しめます。勝ったと思った赤さんが、まさかの事態に段々弱気になっていくところは同情さえしてしまいます。バトルではない頭脳プレイが集まったこの12巻を貴方も一緒に楽しんでみてください。

では恒例の掲載時とコミックスとの比較を。前巻と同じく絵の追加変更とかは見つかりませんでした。セリフの違いは3箇所ほど。
・98箱にて「オリエンテーション」としてある箇所(2つあります)は、掲載時では「オリエンテーリング」でした

・100箱から左がコミックス、右が掲載時。
掲載時「胸を割るなんて言葉はないしさ…」
コミックス「僕の胸は割るほどないしさ…」

・106箱から左がコミックス、右が掲載時。
掲載時「よく新聞紙を煮込んで食べてたけど…」
コミックス「よく雑草を煮込んで食べてたけど…」
さすがに全く食えない新聞紙よりは幾分かは食べられるかもしれない雑草に変更しました。

めだかボックス 12 (ジャンプコミックス)

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暁月 あきら
集英社 (2011-10-04)

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