「バカが全裸でやってくる」 入間人間の小説を井田ヒロトがコミック化

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新創刊『アルティマエース』新連載、原作/入間人間 漫画/井田ヒロト「バカが全裸でやってくる」の第1話。
18日に新創刊された『アルティマエース』。『ヤングエース』の増刊となる隔月誌で、"キミを夢中にさせるスタイリッシュコミック誌"がキャッチコピー。読んでみて特に女性層を意識したものでなく、かといって思い切り男性向けということもなく、どっちつかずの新雑誌だと思いました。
そんな中、私が興味を持ったのが入間人間(いるま ひとま)原作の「バカが全裸でやってくる」のコミカライズ。センターカラーで男の全裸が描いてあるのだから漫☆画太郎かと思ったぞ。まぁ原作がそのまんまなので仕方ないのですがね。ちなみに原作小説は全5章から成り立っており、全てにおいて主人公が違いますけど小説家志望な設定は同じ。この漫画はその第1章を描いてます。

主人公の名前は無し。だから"俺"としておこう。小さな頃から物語を作る楽しさを知った俺はサッカーよりもゲームよりも小説を書くことが好きだった。それは中・高校生になっても変わらず多くの大学ノートの山を築き、パソコンのHDの容量も順調に増えていった。しかし雑誌に送れど送れどボツばかり。渾身の最新作も入選できず、今は大学入学初日の新歓コンパで鍋をすすっている状態。

この俺の気持ちを更に鬱にしているのが同級生となった人気小説家の甲斐抄子の存在。プロの人気作家が同級生なのだからいたたまれないのも当然のこと。「才能の無い人間が目指すような世界じゃないですから」との言葉は俺を更に痛めつける。わかってるよ そんなこと! でも俺だって夢を見てもいいだろう!? 一人そう思う俺だった。
その俺にいきなり、突然、とんでもない事態が襲い掛かる!
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全裸の男が店に入ってきて店内はパニック状態。その男がよりによって俺の前に立ち(勃ち)はだかり挨拶するや酒を飲み始めたではないか! そのまま酔いつぶれる全裸男。調べたところこの男も新入生で同じ学部ということから、名前も知らないまま酔いつぶれた全裸男を部屋に泊めるハメになってしまう。

朝になり全裸男としばし会話するもバイトに行く時間。バイト先は本屋で、そこでも昨日の気持ちが再現されようとは! 甲斐抄子がこの近くの大学に入学したということで本人が来店し手厚く歓迎される一方、俺は既刊のポップ書きをやらされる。片や成功者、片やスタートラインにも立っていない俺。その身分の差をバイト先でも思い知らされようとは…

帰ってきたらまだ居た全裸男。あれほど念を押しておいたパソコン禁止の旨を破ったばかりか、最も知られたくないことを知られてしまう。「お前 小説家 目指してんの?
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これに激昂する俺。お前に俺の何がわかる! 俺の勝手だろうが! お前も俺のことをバカにしてんだろう! 様々な気持ちが噴出し煮えたぎる感情。しかし全裸男は思ってもみない言葉を発するのだった。
 「──お前 なれると思うぜ 小説家」
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この男がどうしてこう言ったのかわからない。ただ「運命」とか「連鎖」とか そういった情を感じざるを得なくなった俺。この男との出会いが何をもたらすのか、それは近いうちに知ることになるだろう。 つづく

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