バリエンテス 伊達の鬼 片倉小十郎 2巻 戦力差4倍の連合軍と戦う政宗

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『月刊コミックゼノン』連載、「バリエンテス 伊達の鬼 片倉小十郎」の2巻です。
1巻を紹介せずにいきなり2巻から。まぁ前作「伊達の鬼 軍師 片倉小十郎」の続編ですからそう説明することもないかと。"伊達政宗のあるところ必ず傍らに片倉小十郎あり"といわしめた、政宗の側近中の側近だった片倉小十郎をメインとした漫画です。
何しろ絵が女性向けっぽいタッチな上に、政宗との暑苦しいまでの友情と言おうか主従関係と言おうか、そんな間柄を見せ付けるので下手したらBL漫画と間違われてたりしてね。ちなみにバリエンテスとはイスパニア語で「勇敢なる者」との意味です。

今回は政宗の父・輝宗の拉致殺害から"奥州の桶狭間"と呼ばれる人取橋合戦を漫画化してます。輝宗の働きかけによって殺されずにすんだ畠山義継は、恩を仇で返すように輝宗を拉致。そのまま自軍の領内に帰参する寸前のところで政宗と小十郎が間に合います。
政宗を語る上で父との涙の別れシーンはかなり有名。一説には政宗自身が構わず銃の引き金を引いたらしいけど(NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」では鉄砲隊による一斉射撃だったような記憶が)ここでは小十郎が引き金を引きました。
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小十郎の胸の中で泣き崩れる政宗。おうおう こんなの見せられちゃやはりBLと間違えられて止む無しだな。こうして敵討ちのために畠山の二本松城攻略に出る政宗。しかしこの動きに他国も黙っていませんでした。最近何かと目まぐるしい活躍をみせる伊達の先代当主が亡くなったことでここは一致団結して伊達を滅さんとする連合軍が結成。"常陸の鬼"こと佐竹義重を中心とした総勢三万の大部隊が牙を剥く! 対する伊達軍は七千なのでその戦力差は4倍以上。
両者が激突したこの戦いは"奥州の桶狭間"と呼ばれる「人取橋の戦い」として今も語られてます。

もちろんこのまま手をこまねいている政宗ではありません。いや、小十郎ではないと言った方が正確か。政宗を支える軍師として活躍するときは今と、水面下で忍者集団「黒脛巾組(くろはばきぐみ)」を動かせて何やら策を講じます。この黒脛巾組は実在したのか否かはわかりません。が、連合軍の動きを見れば実在した方がロマンがあるなと思えることでしょう。

さて、伊達軍の中で獅子奮迅の活躍を見せたのは御年70歳を越える鬼庭左月斎。
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輝宗に長い間 仕えた歴戦の猛将で、輝宗 亡き今この戦いを最期にせんと僅かな人数を率いて人取橋を死守するその姿に感動を禁じえない! ドラマ「独眼竜政宗」ではこの役を故 いかりや長介氏が演じており、思い出すと涙があふれる思いです。鬼庭左月斎がその後どうなったかは各自で検索してみてください。
この漫画を読んでかつてこんな人が実在したんだと思いにふけることがありましたら嬉しいです。
バリエンテス伊達の鬼片倉小十郎 2 (ゼノンコミックス) バリエンテス伊達の鬼片倉小十郎 1 (ゼノンコミックス)
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