
『花とゆめ』連載、「サクラ大戦 奏組」の2話前編。
12月に1話(前・後編の2回)が先行掲載された 女の子向けのサクラ大戦「サクラ大戦 奏組」が今回から本格連載スタートとなりました。幼い頃に"オモンサマ"という妖怪?と会って以来、「音が見える」という特殊能力を身に付けた雅 音子(みやび ねこ)。帝国歌劇団・花組に憧れて地元の劇団で役者と演奏の活動をしていたところ、どういうわけだか帝国歌劇団からスカウトのお誘いが!
私もこれで憧れの花組の一員だーと喜んでみたものの、実際は役者としてではなく館内の音楽演奏をまかなう奏組から指揮者としてのスカウトされたのでした。しかも奏組は楽器から霊力の込められた音「霊音」を奏でて降魔と戦っていることを知り驚かざるを得ない音子。果たして音子の運命は!?
とまぁこんなところがこれまでのあらすじです。よく知る「サクラ大戦」は大神が霊子甲冑を操り先陣を斬って指揮していたのに対し、ここでは5人の男性が楽器を演奏して戦ってそれを音子が文字通りに「指揮する」といった内容になってます。もっともまだその段階まで至ってませんがね。
5人の男性の詳細など細かな点は下記の公式を参考ください。
サクラ大戦 奏組
来たばかりの音子は先ずは演奏の見学から。舞台の上ではクレモンティーヌとかオンドレ様とか言ってることから、さくらとマリアによる「愛ゆえに」の演目でしょう。ここでは前作のメインキャストの顔はハッキリ描かない方針らしく、それがかえって想像力が膨らんでいいんじゃないかな。
総楽団長のヨハンが皆に音子を紹介し、先ずは一曲 振ってもらうものの全然ダメ。そりゃ田舎の楽団と帝国歌劇団のオーケストラとじゃ全然違うでしょうよ! 名誉挽回と今度はフルート演奏に回るのですが、なぜかヒューゴは冷たくあしらいます。ヒューゴに何が?

その後は懐かしい顔が連続して登場です。売店では椿ちゃんが登場ー! 頭の中で氷上恭子ボイスが自然と流れてきたから不思議です。今なにやってんだろうな。ここで花組の誰が好きかという話になって椿ちゃんはマリアさんがオキニなんだそうです。へーそうだったんだ。
続けて噂話が大好きな榊原由里さんも登場。1話にかすみさんが出ていることからこれで帝劇三人娘が全員出揃いました。ならば大神さんはというと…後ろ姿で出演してます。
「今の人は?」
「この劇場で一番有名なモギリさん」
「へぇ…ここはモギリさんもカッコイイんですね」
とのこと。漫画を描いてる島田ちえさんは大神さん好きなようですからこの言葉は漫画家の声とも言えますね。
その後 音子に更なる試練が。ヒューゴが総楽団長に「音子は必要ない」と進言したのです。

むろん音子はどうしてヒューゴがこんなことを言うのかわかりません。1話の段階ではそう嫌っているようには見えなかったのに。ヨハンはこれに「明日から二人で行動してもらう」と告げたことでどうすればいいかわからない音子です。
その張本人たるヒューゴはその夜 夢を見ます。この発言の原因たる暗く悲しい思い出を──。でもこれが不思議なんですよ。幼いころに姉と母親を殺されたらしいのですが、それがどう見ても霊子甲冑のアイゼンクライトっぽいんです。降魔ならまだしもなぜ霊子甲冑がヒューゴの家族を殺さなければならなかったのか、謎が謎呼ぶ展開です。 つづく
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