会長の切り札 2巻(完) 光明の奇策が楢山高校に勝利を手繰り寄せる!

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web漫画『ファミ通コミッククリア』に連載していた「会長の切り札(ジョーカー)」の2巻(完結)です。
角川スニーカー文庫の同名のラノベをコミカライズ。原作者の鷹見一幸氏は強大な敵に奇策を使って対抗していく作風を得意としており、この作品も同様の流れを汲んでいます。

全国の市町村で統廃合が進む中、主人公たちの住む町でも同様の動きがあって三つの町が合併することになりました。各町に高校が一つあるけどそれでは多いということから一つの学校が無くなることに。でも無くなるのが嫌なのはどこも同じ。ならばと打ち出されたのが三校の高校生同士が対抗戦を行うというものだった!
楢山高校の生徒会長・早乙女 朋絵は 幼なじみで副会長の所 光明と共に学校存続のためにどう戦う!?

一巻では総大将の器である霧島を陣営に引き込むなど、樫森高校との戦いを前に着々と準備を整えてく姿が描かれました。今回はいよいよ火蓋が切って落とされます。ゲーム方式を一言で語れば全校生徒上げてのスポーツチャンバラ。センサー入りの防具にヒットさせれば勝ちというものです。

タイトルである「会長の切り札」とは副会長の光明のこと。光明=孔明を意味しており、彼のたぐい稀なるアイデア・奇策が当作品のキモであり見どころとなってます。戦いが始まって早々と味方から謀反を起こす者たちが現れるわけですが、この逆境とて彼にとっては計算のうち。「楢山高校は一枚岩ではない」印象をより強く与えたことが計算のうちになるわけで。
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先ずは女生徒を立てる"ハニートラップ"を使います。相手は男子校が故に戦いにくいのはもちろん、テレビ中継を入れたことで視聴者の味方をつけるイメージ作戦も忘れません。各方面に顔が利くところは「まじこい」の直江大和を彷彿とさせますね。OBを巻き込んでとある仕掛けを作ったことで、劣勢に立たされた序盤から持ちこたえてイーブンにまで引き寄せます。
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そして敵本陣が奥にまで攻め込んで来たときに最後のトラップを発動させます。それは──パイプ叩き? いえいえ、これは単なる合図。この叩く音を聞いた伏兵が一斉に動き出すわけですが、それは実際に読んでのお楽しみ。計画通りに事が運ぶ嬉しさが紙面から伝わってきますから。

終盤は桜川高校との戦いになるのだけど、あまりにアッサリしすぎ。つーか、いきなり最終回でまとめた感じは否めません。桜川の生徒会長はほとんど出演が無いのに表紙だけは出てるんですね。
腕力よりも想像力な、巨大な敵に立ち向かうといった作品が好きな方にはピッタリな作品です。
 過去記事
会長の切り札 1巻 学校存続のために戦いに知恵を出して勝ち抜こう

会長の切り札(ジョーカー)(2) (ファミ通クリアコミックス)
会長の切り札(ジョーカー)(2) (ファミ通クリアコミックス)
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2012/03/06(火) 14:56:41 | レビュー 暴露 口コミサイト