「R.O.D REHABILITATION」愛書狂ゆえの一つの形は絶対に読ませないこと

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隔月刊『スーパーダッシュ&ゴー!』連載、「R.O.D REHABILITATION」の第3話
前回は驚くべき事実が判明しました。銀髪でグラマラスな主人公だと思っていた読魅子は仮の姿(いわば着ぐるみ)で、その本体は中に潜んでいるちっちゃな読魅子タンだったのです。だから上の画像のように身体を再構成して作り直せるわけで。まぁ年齢はどうだかわかりませんが、思ってもみない主人公像に驚きましたね。

この世の全ての本を読みたいと思っている読魅子の今回のターゲットはルーク・キャンベルが持っている ただ一冊の本。キャンベル自身 誰も見たことがないし、その本に何が書かれているのかもわからないけれど、稀覯本とあらば是が非でも読んでみたいのは愛書狂(ビブリオマニア)なら当然のこと。特に本のためなら殺人でも犯す読魅子ですから危険を承知でキャンベルのもとに急ぎます。

一方、キャンベルもそうはさせまいと自慢の防衛システムで対抗。砲撃やらトゲ付き鉄球やら騎士ロボットなどを使って接近を拒みます。その中で判明するのがキャンベルなりのビブリオマニアの考え方。
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自分の本は誰にも見せず触らせず読ませたくない。触る・開く・めくるといった行為は少なからず本を劣化させる行為であり、だったら読まないで完璧な状態のまま保管するのも一つの考え方だと言う。
確かにそうですね。読む用・保管用という具合に数冊買う人も居ますから"読まずに取って置く"のもアリでしょう。ところで漫画系ショップに行くと詰んであるコミックスをガバッと持ち上げ、ほんの少しでも状態の良い本を選んで買う人が居るのですがあれはやめて欲しいわ。そこまでして選ばなくてもいいじゃん。それだけ他の本に手アカを付けることになるのだしね。

毒ガスという奥の手も通用せず最後の扉をくぐった読魅子。目の前にその本があるのですが、ここで最後の装置が作動します。ドドドと地震のような地響きがしたと思ったら部屋ごと上空へ。実はこの部屋そのものが宇宙船のカプセルで、船体には「ルーク・キャンベル」の文字が。キャンベルはこの本を未来永劫 見守り続けんとシステムを管理・防衛するコンピューターになっていたのでした。
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他人に読ませないよう宇宙に飛び立ったキャンベル。今ならまだ間に合う、だから諦めろと迫るも、読む方を選んだ読魅子です。なぜなら誰も読んだことのない本を読むことに快楽を得るのがビブリオマニアだから! それでこそ読魅子、タイトル通りに「READ OR DIE(読むか死か)」ってことですね。

読まれたことによってキャンベルは恐らく作動不能に。読魅子は巨大紙ヒコーキで帰還したのでありました。ビブリオマニアの極端が描かれた今回は最初から最後までアクションの連続で読みごたえ充分ですから是非読んで欲しいなと。
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