新連載「ねらわれた学園」 70年代ジュブナイル小説が現代に蘇る

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『ニュータイプエース』新連載、原案/眉村卓・漫画/石川樹「ねらわれた学園」の第1話
「ねらわれた学園」と聞いて思い出すのは薬師丸ひろ子の主演の映画。ボスキャラが最後になって正体を見せるのですが、それが腹に目玉があるという 言わば"腹芸"で、これでイメージぶち壊して一気に笑える作品になってしまった記憶があります。
この漫画は秋に公開するアニメ映画をいち早くコミカライズしたもの。現代風にどのようにアレンジされるのか楽しみです。

私が小さいとき、NHKでは「少年ドラマシリーズ」ってのをやってまして、眉村卓とか光瀬龍とか豊田有恒といった作家の小説をドラマ化してたんですよ。今でこそ少年向け小説は「ライトノベル」って呼ばれてますが、当時は「ジュブナイル小説」と呼ぶのが普通。SFなストーリーが気に入って当時はこの手の小説をよく読んだものです。「11人いる!」がドラマ化したときは、出演者の一人がグレーゾーン声優・三ツ矢雄二だったことは一部では有名な話です。
ちなみに少年ドラマシリーズで「ねらわれた学園」は「未来からの挑戦」というタイトルで放送しました。

トビラ絵で登場人物紹介を。一番右が主人公の関ケンジ。隣のロングヘアーの春川カホリのことが好きです。その隣のボブヘアーの少女はナツキ。ケンジとは幼なじみで好きなんだけど言えません。一番左が転校生でイケメンの京極リョウイチ。この京極にカホリが惚れてしまうという、ややこしい関係になることを覚えておいてください。
尚、ナツキの机に座る姿は映画のキービジュアルを模したものになってます。
 ねらわれた学園 公式サイト

桜舞う季節の鎌倉の、とある中学校から始まります。最近何かと鎌倉・江ノ電が舞台になるのはトレンドですね。先生が今年から携帯の持ち込み禁止と言っており、それだけで原作が書かれた70年代とは違うことがわかります。そういや近年映画になった「時をかける少女」にも携帯が出たっけ。
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そこに遅刻でやってきたのが主人公のケンジ。好きなカホリが笑ってくれたのでラッキーとするも、チャック全開なことを幼なじみのナツキに教えられて赤面。カホリの視線が泳いでることに「終わった 俺の人生」と人生を悲観する…
と、人物紹介を兼ねた前振りは置いといて、転校生が紹介されます。
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イケメンな京極の登場に女生徒から歓声が。その中にカホリも居ました。一目惚れってやつです。ケンジは別の意味で驚いてました。なぜなら今朝、犬の散歩をしている際に公園で見たから。砂時計?みたいな道具を前に話しかけてる仕草をしており、「何かある」と直感したらしい。
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その直感は正解でした。夜、同じく公園にて砂時計のような道具を前に会話をしています。「この時代にいるだけでも力を消費する」「この時代の月は黄色だったのだな」と話しており、どうやら未来からやって来た模様。道具はわざわざやって来た何らかの目的を達成するためのデバイスと思われます。いったいその目的とは? その一面を見せる機会が早くもやってきます。

高台から飛び降り自殺を図ろうとしている少女──山際ユリコはケンジたちと同級生。携帯が校内に持ち込み禁止になったのは彼女が何らかの事件を起こしたから。飛び降りようとしているときに現れたのが京極。キミの声が聞こえたから来たからと、偶然にここに来たのではないらしい。そこで京極は仲間に引き入れんと、道具を使います。
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どうやら人の心を知る能力が得られるみたい。原作通りならやがて生徒会を手中に収めて学園全体を支配する方向に行くハズ。京極はなぜそうするのか? 話はまだ始まったばかりです。 つづく
ねらわれた学園 (講談社 青い鳥文庫fシリーズ)
眉村 卓
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