ドラゴンエフェクト 坂本龍馬異聞 1巻 蘇った龍馬が龍の力で世界を救う

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『月刊ヒーローズ』連載、「ドラゴンエフェクト 坂本龍馬異聞」の1巻です。
幕末の維新志士として絶大な人気の坂本龍馬。慶応三年(1867)の11月15日に京都の近江屋で中岡慎太郎と共に暗殺されたことは多くの人が知ってると思います。くしくも倒幕が成されたのは翌年のこと。明治の元号を生きたまま迎えることは出来ませんでした…

そんな龍馬がある目的のため生き返り、日本のみならず世界を救うために活躍するという奇想天外な冒険譚がこの作品です。キャラクターデザインが池上遼一だけに劇画な雰囲気が溢れる画風。これというのも作画の「K STORM」が雰囲気を損なわず描けている賜物です。

暗殺されてしまった龍馬。だがその遺骸に何やらの術を施している集団がいた。龍珠と呼ばれる球の力で龍馬を蘇らせようというのです。術は成功し蘇ったものの、龍が球から抜け出して龍馬に憑りついてしまい暴走モードへ突入。それを止めるべく刀を抜いたのは…勝海舟!
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そうそう、龍馬は当初 勝海舟を暗殺するために近付いたものの、その思想に感銘して暗殺を断念するどころか弟子入りしたんですよね。その二人が剣を交える姿なんてそうそうありませんから幕末ファンには面白く読めたのではないでしょうか。

実はこの勝海舟こそ龍馬復活を願った張本人。「捜龍隊」という隠密部隊の総隊長をしています。龍珠の力は凄まじく、このまま放っておいたら日本のみならず世界が大変なことになってしまう。そうなる前に日本中に散らばった龍珠を回収して封じることが捜龍隊の使命。龍馬は龍珠を引き合う性質を持っていることから何としても生き返らせて捜龍隊の隊長を任せたいというわけ。

そうして隊長となった姿が一番上右の画像の龍馬です。スーツがキまってカッコイイですよ。捜龍隊には美人の智代さんや死のヴァイオリンを操る中村総新とか居るのですけど、綾崎辰乃進という男の術が北斗神拳そっくりなのはどういうことなんだ? 「禁穴(ツボ)を突いた 動くと…死ぬぜ」と言った相手の骨が砕けて死ぬところはそのまんまなんですけど。
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龍によって蘇った龍馬の力は生前の比ではなく超人的な活躍が可能。そんな龍馬に立ち向かってくるのが死んだと思われていた高杉晋作や薩摩の忍者集団などバラエティに富んだ悪役たち。ここんところは山田風太郎の忍者ものに似た雰囲気で、正に奇想天外な何でもありアクションになってます。
幕末に興味のある人なら読んで欲しい一冊です。
<Amazon>ドラゴンエフェクト 坂本龍馬異聞(1) (ヒーローズコミックス)
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