神様がくれた背番号 1巻 神様の力で世界一の野球選手になったホームレス

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『別冊漫画ゴラク』連載、「神様がくれた背番号」の1巻です。
発売したのは1ヶ月前なんですが店頭でようやく見つけたので購入。その奇抜なアイデアに連載当初から注目してました。
場所は大阪天王寺。ここにホームレスながらも熱狂的なタイガースファンである"ケンちゃん"が(路上に)住んでました。ある夜、突然ダンボールハウスに入ってきたのは神様。40歳になる今まで一度もウソをついたことがないことが世界神様組合から認められ、年に一人の「人間大賞」に選ばれたという。願いを何でも1つだけ叶えるとのことで頼んだのは「世界で一番野球の上手い40歳になって 阪神タイガースで活躍したい」とのこと。これによって投げては160キロを越す豪速球投手、打ってはホームランを連発する長距離バッターへと生まれ変わったケンちゃん。そんなケンちゃんの活躍を描いていく漫画です。

超人的能力を持った主人公ならば 主人公ばかりに話が寄りがちですけどこの漫画は違います。
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心臓が弱くて野球のできないタケ坊、将来はプロ入りが期待されながらも親が倒れたために家業を継がざるを得なくなったタケ坊の父親(川藤に似ている、というか川藤がモデルでしょう)、その他ホームレス仲間からもケンちゃんの活躍に期待する声が高まっていきます。それはホームレスだから世間を見返してやりたいとの気持ちもあるでしょう。でも根底にあるのは大阪人の気質というか浪花節。泣かせるようにしつつ、それを前進するパワーへと変えていくところが実に上手く描けてますね。

ドラフト6位の指名を受けて阪神に入ったケンちゃん。猛練習を重ねて甲子園の開幕投手としてマウンドに立ちます。阪神ファンでない私がなぜこの本を扱ったのか? それは対戦相手が名古屋(ドラゴンズ)だからです(笑) ガチガチに緊張したケンちゃんは先頭のイバタにはデッドボールを出すも、以後は落ち着いて豪速球を連発!
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三者を三球三振で打ち取ります。この後 ケンちゃんが大活躍するわけですがそれは次巻のお楽しみ。阪神ファンなら是非とも読んで欲しい一冊です。
神様がくれた背番号 1 (ニチブンコミックス)
渡辺 保裕
日本文芸社 (2012-11-28)
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コメント
この記事へのコメント
アンチ阪神ファンのあたしが号泣。
あなたの文章を見てAmazonで3巻とも買って、今読み終わりました。
ひねたあたしが素直に感動したのは久しぶりです。
ありがとう!
2016/04/09(土) 16:52 | URL | 通りすがりのホームレス女 #-[ 編集]
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