「漫画でわかる萌えビジネス」 鷲宮神社をきっかけに地域振興を考える

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『月刊サンデーGX』連載、「浜田ブリトニーの漫画でわかる萌えビジネス」より。
声優業界ビジネスなど、毎回 何かしらの萌えな業界を紹介するこの漫画。今月号は「らき☆すた」ですっかりお馴染となった鷺宮神社を訪れての展開でした。

ブリトニーが担当とやって来たのは埼玉県久喜市の鷲宮神社。神社のどこが萌えビジネスなんだと思ったら、周囲にあるのは「らき☆すた」キャラの旗や看板や絵馬の数々。ここは「らき☆すた」の聖地巡礼の地なんだと説明するのは鷲宮商工会の松本氏と、大学生ながらベンチャービジネスを手掛けている若林氏。この二人によって今回の話は進みます。話を訊いたのはアニメオープニングに登場する鷲宮神社前にある大酉茶屋。HP内の写真にはありませんが店内には「らき☆すた」グッズがかなりあるようですね。
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若林氏が地域振興のビジネスを手掛けるきっかけになったのは高校時代。「らき☆すた」によって鷲宮が聖地となり、人が多く訪れるようになったのを目の当たりにしたことで栗橋でも何かないか? と思って「鉄道むすめ」の栗橋みなみに辿り着く。これを大胆にも町長に直訴。鷺宮がこんなことをやってるのでウチでもやろうと訴えます。高校生からの意見なんて普通は通らないでしょうけど、これが意外や通ったそうで!

そうして栗橋みなみの商品として登場したのが純米酒の「みなみ」。ラベルに栗橋みなみのイラストが入ったものです。とりあえず栗橋にある井上酒店という普通の酒店に置かせてもらいました。まぁ数本売れればいいなと思ったところ、発売日にはシャッター前にお客さんがズラリとならんだことで店主が驚いたのは当然のことでしょう。店主としても近くにショッピングモールができたアオリで経営に困っていたそうで、萌えビジネスに救われたことになります。それに気を良くしたのか、HPでもわかるように今では萌え焼酎「りりぃ」を出すなど"萌酒の店"とした店構えになりました。
尚、「みなみ」は地域振興のために販売されているものなので通販はしてないようです。栗林に行かないと手に入らない=栗林を好きになって欲しい意味が込められているそうで。
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その後は「オタ婚活」などやってみた若林氏。でも以前から考えていたのは鷺宮に宿泊施設を作ること。初詣に40万人以上もの人が訪れるのに対処した宿がないので、それを何とかしたいそうです。あー、わかるなぁ。観光地として訪れても大きなお金を落とすのは結局は宿なんですよね。愛知県三河地区で言うなら蒲郡とか(他の地域の人はわかんねーよ)。旅館じゃなくても簡易宿泊所のような形態で、ファン同士が交流を持てる場所にしたいと考えているようです。いつかそんな場所が出来たらいいですね。
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また現在は街道学園新聞部という企画にも取り組んでいるみたい。日光街道や東海道など五街道にちなんだキャラクターを登場させるそうだから、そのうち全員が登場したら話題になるかもしれませんね。

浜田ブリトニーの漫画でわかる萌えビジネス 3: 渋谷ギャルは萌えアニメの夢を見るか? (サンデーGXコミックス) 月刊 サンデー GX (ジェネックス) 2013年 02月号 [雑誌]
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コメント
この記事へのコメント
鷲宮と鷺宮の違い
タイトルと本文に「鷺宮」の記載がありますけれど、もうしわけありませんが、訂正をお願い致します。
らき☆すたで有名になったのは鷲宮(わしのみや)でして、埼玉県久喜市にあります。
鷺宮(さぎのみや)は東京都中野区の地名になりまして、こちらは鷺宮八幡神社となります。 
国土交通省や大手マスコミさんですら空目・誤字してWEBに掲載する地名ですが・・・
2013/01/21(月) 07:59 | URL | さぎのみや散歩人 #DWFSsY9k[ 編集]
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