キッテデカ 1巻 切手マニアの刑事が切手の知識で事件を解決

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『ビッグコミック』に不定期連載している「キッテデカ」の1巻です。
昔の趣味の王様といったら切手集めではないでしょうか。少年誌の広告には必ずあったものだし、記念切手の発売日には郵便局に列ができるほど。実際に私も列に並んだ経験がありますよ。
それが80年代になってテレカに王座を明け渡し、そのテレカも今や完全な下火。今の趣味の王様って何だろう? ソーシャルゲームのガチャのカードか、トレカですかね??

まぁそんなことはどーでもいい(いいのかよ)。かつて切手を集めたことのある人ならこの漫画を是非読んで欲しい。「見返り美人」「月に雁」「ビードロを吹く娘」といった、小さな頃には買えなかった高額切手を題材にして事件に取り組んでいる姿勢に懐かしさを覚えずにはいられないから!
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主人公・前島郵雅は切手マニアな警視庁特捜室のグータラ刑事。暇さえあれば、いや、事件そっちのけで切手のことを考えており、その姿は「釣りバカ日誌」におけるハマちゃんそのもの。つーか、警視庁の刑事がそんなんでいいのかよとwww そこに新人の女性刑事・宮園密香が登場してコンビとして組むようになります。宮園としてもこんな頼りの無い前島を当初は嫌がりますが、こと切手における知識がハンパではなく、それによって事件を解決してしまったことに態度を見直していくといった内容です。
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事件を解決する鍵は その切手が誕生した経歴とその時代の詳細。上の画像は「見返り美人」を題材とした1話のもので、消印から事情を推測してその真実に涙するといったお話。ちょうど都合よくそんな日に投函するか? と思うけど、それを言っちゃ元も子もありません。むしろその日はこんなことがあったんだと自分の知識を増やすように思わなきゃね。
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これは3話に登場する日本赤十字創立75年の記念切手(1952年発行)。GHQからの支配から逃れて自由にデザインできるようになったことで描いたこの絵は日本を代表する美人切手だという。これを調べてみたら色々と意義のある切手みたいですね。詳細は下記に。
 日本赤十字社創立記念日(郵便学者・内藤陽介のブログ)
このように当時の時代背景までわかってしまう内容ですから、懐古趣味のある人も読んでみてはいかがでしょうか。
キッテデカ 1 (ビッグ コミックス)
寺沢 大介
小学館 (2013-02-28)
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コメント
この記事へのコメント
まぁ、十津川警部のように社会に認知されている人もいることですし
趣味と職業の一致した刑事もアリか…
2013/03/11(月) 13:15 | URL |    #-[ 編集]
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