エトランゼ 〜天下布武・影伝〜 1巻 女だった信長と忍者との奇妙な関係

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『マガジンSPECIAL』連載、「エトランゼ 〜天下布武・影伝〜」の1巻です。
絵がどことなく真島ヒロっぽいところがあり、帯にはその真島ヒロによる推薦文と応援イラストが。それもそのハズ、初代チーフアシスタントだった人が独立して描いたのがこの漫画。初のコミックスだそうです。

時は戦国、乱世の時代。主人公の久助は腕の立つ甲賀の少年忍者です。ただし言うことを聞かない奴として頭首には疎まれてました。それが原因であんな目に…
頭首からの新たな指令は織田信長の暗殺。莫大な褒美が貰えるとのことで里の者が総がかりで清洲城に忍び込むのですが、頭首の策略で囮にされてしまいます。裏切られた悲壮感と、育ての親である爺を殺された喪失感により激しく落ち込む久助…

それでも失わないのは信長の首を取る決意。今さら里に帰れるわけも無いのにそう思うのは、この仕事を最後に引退を決めていた爺へ贈る鎮魂歌です。警備が手薄な風呂にて殺ろうとするのですけど──
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信長は女だった!
あ~ つい最近、フジテレビでそんなドラマやってましたね。視聴率は散々だったらしいけど。上杉謙信も書体が女っぽいところから女性説が昔から流れてます。
先代の信秀から女であるにも関わらず、なぜか家督を譲られた信長。これによって織田家は お家騒動の真っ最中。弟の信勝を擁立しようとする派閥との水面下の争いが起きていて、信長はそれに心を痛めてました。変われるものなら変わりたいけど、そうしたら織田家は磐石ではなくなってしまうと。

この お家騒動は実際にありました。うつけ者として知られていただけに織田家を任せられないとの理由でね。この漫画ではここを「女だから」との理由に挿げ替えたのが上手いです。
裏切られて行き場を無くした久助。女だった故に織田家をピンチに誘ってしまった信長ちゃん。二人は妙に惹かれていく…

そこに登場するのが柴田勝家! 織田家に仕える武将で、その猛勇ぶりは"鬼柴田"と呼ばれてます。けれどここでは信勝を擁立しようとする派閥の一員で、直接 手を下すため信長ちゃんの前に現れた。危うし信長ちゃん!
ならばと現れるのが久助なわけだ。今度は信長ちゃんを助けるために鬼柴田と戦います。
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この後、双方の全面対決となった稲生の戦いが起きて信長ちゃんの勝利。信勝を説得して万事解決かと思ったら最後でとんでもないことが!

史実と空想部分を上手い具合に織り交ぜていることから、無茶と思える部分をあまり感じさせません。ただし清洲城に何十人もの忍者が一斉に忍び込むところはさすがに笑ったけど。そんな大人数だったらバレるだろうよwww
この漫画がどこまで続くかわかりませんが、4年後に起きる大決戦の「桶狭間の戦い」はやって欲しいな。
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