新連載「バキ外伝 拳刃」 若き 愚地独歩が主人公の死闘録

kenjin130619
『月刊チャンピオンRED』新連載、「バキ外伝 拳刃(けんじん)」の第1話
花山薫に続いて愚地独歩も外伝で主人公デビュー。だったら烈海王も可能性大だよな! と独り言?は置いといて、若き愚地独歩の漫画が始まりました。掲載誌が『チャンピオンRED』って昔「バキ外伝 疵面」を連載してた本じゃないか。風呂敷を広げたのはいいものの収拾つかなくなって終了の二の舞はやめてよね。

冒頭の人だまりは蔵前国技館。そこで行われる"世紀の一戦"に登場するのは力剛山と範馬勇一郎だった! え~~!勇次郎の親がここで登場かよ。それも「孤高の柔道家」だったの!? 戦艦アイオワを乗っ取ったほどなので総合格闘家と思ってましたよ。
つーか、蔵前の"世紀の一戦"といったらあの試合を暗に指してるに間違いない!!
kenjin130619-1
これは梶原一騎の引退作「男の星座」から。昭和29年12月22日に蔵前国技館で行われた力道山と木村政彦の一戦がそれです。戦前最強の柔道家として名を馳せた木村政彦と、戦後にプロレスという新しい格闘技で瞬く間にヒーローとなった力道山との戦いは思いもしない結末となりました。それを当漫画では力剛山と範馬勇一郎との戦いに置き換えて再現してます。
kenjin130619-
突如 鬼神の如く怒り狂った力剛山のやりたい放題! 血まみれとなった勇一郎は完膚なきまでに叩きのめされてしまいました。実はこの試合は引き分けることが事前に決まっていた八百長試合。その約束を力剛山が破り、一方的に勝ってしまったのです。(史実では金的攻撃に力道山が逆上してそうなったらしい)

その後、町中を歩いてる勇一郎に立ちはだかったのが若き独歩。あの試合が八百長だったことを見抜いてます。
kenjin130619-2
金に目がくらんで名声を落としたのは自業自得。でも許せないのは避けられる攻撃をあえて受け続けたことで日本武道を地に墜としたこと──  こうして勝手に仇討ちに向かう独歩です。
この当時の独歩は20歳台でしょうか。この年齢にして日本武道の全体を案じてるとはさすがです。尚、実際に八百長試合に乗った木村政彦ですが、奥さんが病気で高額な治療費を捻出するのにやむを得なかった事情があったことをとどめておいてください。

東京ドームではなく後楽園球場地下の闘技場に居るのは力剛山と徳川光成の爺さん。この当時から爺さんとは「バキ」の時代じゃ何歳なんだよ!?(ひょっとして光成の父親とか?) 通常のギャラの10倍で独歩との試合、というか"制裁"を受けたらしい。戦いはいきなり始まりました。
kenjin130619-3
奇襲とはいえ独歩は掌底の一撃で鼻を切断! 続いて渾身の正拳突きで地に伏せた力剛山。正に会心、圧勝の一言です。"世紀の一戦"は紛れも無いセメントマッチと言われますが、本当のセメントマッチとはこういうことを指すんだと言わんが如く。
kenjin130619-4
地に伏せた力剛山を撮影する記者たち。独歩は日本武道の名誉回復のため、先の一戦が八百長だったことを公表することを要望。受け入れられない場合はこの写真を公開すると言い出します。結果、八百長を公表して力剛山の名は落ちることになりました。独歩としてもさぞ溜飲が下がったことでしょう。 つづく

史実においても八百長は知れることになり力道山も窮地に陥りました。しかし時代のヒーローにとってそれは一時的なものに過ぎず、人気も徐々に回復していったことを付け加えておきます。
この漫画を発表するに板垣恵介氏は「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」の著者・増田俊也氏に電話したそうです。増田氏にとっても あの一戦を取り上げられたことを喜んでるみたいですよ。
 バキ外伝「拳刃」。愚地独歩が主役の板垣恵介さんの漫画連載スタート。(増田俊也の憂鬱なジャンクテクスト)

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
普通に考えて徳川さんは先代か先々代でしょうw
2013/06/20(木) 11:50 | URL | 名無し #-[ 編集]
勇一郎じいちゃんは独歩と知り合いだったのか…

そういえば烈海王のボクシングってどうなったのかな…野望のからくり屋敷のレビューでしか知らない
2013/06/20(木) 19:53 | URL | 名無し@まとめいと #-[ 編集]
力剛山って昭和30年の地下闘技場チャンピオンなのに(グラップラー刃牙7巻79P)若独歩の噛ませにしちゃうとはなんと豪勢な
2013/06/21(金) 16:22 | URL | 名無し #-[ 編集]
>そういえば烈海王のボクシングってどうなったのかな…

あれで完全放置のまま作品が終了した
2013/06/24(月) 00:15 | URL | 名無し #-[ 編集]
>烈ボクシング
あれこそ花山みたく外伝化させるべきだったのに、何でバキ本編内で展開させて
しかも途中放棄なんて扱いにしやがったんだよ……

もう板垣は漫画家としては信用しないぞ
2013/06/27(木) 17:18 | URL | 名無し #-[ 編集]
力剛山は斗羽と猪狩の師匠だからかませにはしてほしくなかったなあ。
この屈辱の敗北から本当の実力者になったと脳内補完しておく。
2013/06/30(日) 15:43 | URL | 名無し #frUh5rcM[ 編集]
>「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」の著者・増田俊也氏に電話したそうです。

まぁそうだろうなとは思いました。
前のミスター高橋本の時もそうだったけど
板垣氏はすぐに感化されてしまう。

この本自体は面白いのですが、増田氏が
柔道サイドの人間なので、あまりにも木村氏に対しての
思い入れが強く、お世辞にも客観的に
分析ができているとは言えない内容だと思います。

力剛山は初代地下チャンプの筈で
設定的にはもっと大事に扱わないといけないキャラなのに
餓狼伝含めて、扱いが散々・・・

個人的に、ヤオだと甘く見てた独歩が
予想以上の強さに窮地に陥るって
展開の方が面白かったですね。
2013/07/02(火) 05:45 | URL | 名無しのにゅうす #-[ 編集]
ここの管理人もかなり感化されて信じきってしまってるみたいですね。
2013/07/25(木) 13:46 | URL | 名無し #-[ 編集]
刃牙本編は中断しただけで終わってないぞ。
あくまでも"範馬刃牙"が終わっただけのことだ。
だから列ボクシングも次のシリーズで終わらせるんだろう。
たぶん…
2014/01/20(月) 12:03 | URL | あ #-[ 編集]
普通に←
んん?WWwwWwwWwWWwwwwwww
2014/01/29(水) 14:59 | URL | あ #-[ 編集]
なんか近年の創作物の力道山てロクな役回りが来てないような気がしますね…。
そろそろ小説版餓狼伝の力王山みたいな強い力道山が見たいところです。
2014/04/04(金) 04:17 | URL | 名無し #-[ 編集]
力道山って相当なクズ野郎で有名なんだけど
知らない人が多いのか?
2015/07/30(木) 21:53 | URL | 名無し #-[ 編集]
力道山って相当なク〇野郎で有名なんだけど
知らない人が多いのか?
2015/07/30(木) 21:54 | URL | 名無し #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://beatarai.blog90.fc2.com/tb.php/2852-811f03fa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック