モンキーピープル 1巻 殺人コオロギの恐怖が改訂描き下ろしで復刊

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かつて『BJ魂』(休刊)で連載してた「モンキーピープル」が竹書房のコンビニ本で復刊です! しかも全話改訂描き下ろし。コミックス化しなかった終盤も出るとなったらこりゃ読むしかないわな!

新薬の開発に勤しんでいるのは どの国の医薬品メーカーでも同じこと。動物や昆虫の体内に、効能な成分が発見されることがあるので取り寄せて調べることは珍しいことではありません。この物語はそうして手に入れたコオロギの恐怖が描かれます…

南国の奥地で発見された新種のコオロギが藤共蜂薬品に送られてきた。凶暴なソレは開発チームの古市の指先を食いちぎった後、実験中のマウスにも噛み付いた。いや、食べたと表現すべきだろう。なぜなら肉食のコオロギなのだから。
噛み付いてる最中に別のマウスがコオロギを仕留めたことで騒動は収まります。が、それは別の騒動の幕開けでした。
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コオロギを食べたマウスは皮膚ガンを宿していたのだけれど、翌日になってガン細胞が一掃されていた! まさかコオロギの成分が!? 確かめるべく死んでしまった別のコオロギで調べたところ大正解。しかも皮膚ガンのみならず食道ガン・胃ガン・大腸ガンなどあらゆるガンに効くとあってチーム一同は色めき立つ。ノーベル賞確実な発見なのはもちろんのこと報奨金を夢見て早くも皮算用したりしてね。

けれど別の面でも衝撃が。古市が心筋梗塞で亡くなったというのだ。噛まれたことが影響したのかはその時点ではわからず終いでしたが、後に薄井も噛まれた後で心筋梗塞で亡くなったことから確信へと変わります。
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そのコオロギはガンに効く有効な成分を宿しているものの、噛まれると心筋梗塞を引き起こす成分も有していたのです。あまりに危険な生物なことから主人公の東町は処分を進言。
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しかし報奨金を夢見てしまったからにはそんな意見など通りません。表向きはガン患者の命のためだの社会に貢献するためだの言うものの、内心ではお金のため。この漫画は、というか釋英勝さんの描く漫画は必ずといっていいほどエゴイズムが絡んできます。私利私欲のためなら犠牲が出ても構わないという──

この1巻ではここ止まりですが2巻以降ではコオロギが逃げ出したことで恐怖が拡大していきます。リアルに描かれているコオロギなので虫嫌いな人にはオススメできませんね。大丈夫という人でも278・279ページに見開きでウジャウジャと描かれたコオロギの群れには鳥肌ものですよ。いやホント。
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