
『月刊チャンピオンRED』連載、「バキ外伝 拳刃(けんじん)」の第3話
先月号では漫画家の宮谷氏が手術のために休載でした。復帰した今月号は表紙に、カラー扉絵(上の画像左)に、付録のお風呂ポスター(上の画像右)にと、いきなりフル回転状態。手術した後なのに大丈夫なの?
カラー扉絵はミケランジェロが描いた「最後の審判」のポーズが瓶切りに似てるってことで、独歩が演舞を始めちゃったという状況。周囲の見学者(通行人)にとっては迷惑この上ないだろうな。お風呂ポスターはツララができるほどの寒い冬に独歩が水ごりしてる場面です。お風呂ポスターになぜ独歩? しかも温まるべき場所でなぜ水ごりしてる状態の絵なのか? ツッコミどころ満載です。
さて、独歩といったら"虎殺し"の異名を持っており、実際に若いころに虎を殺したことがあったとか。本編では文章だけで語られたこの場面が、遂に漫画となって登場です。
場所は東京から南へ91キロ離れた絶海の無人島。調べてみると伊豆大島付近だと思われます。この島を豪華クルーザーから双眼鏡で見つめてるのは徳川の爺さん(光成の父?)。その見つめる先に居るのは独歩です。いや、独歩だけではない。虎も居るではないか! そう、ここは独歩が虎と戦うべく希望した場所なのだ。徳川の爺さんは虎と場所を手配したんでしょう。その代わりに唯一の目撃者となるのが許されてクルーザーから見学してるというわけですね。

一人と一匹、いきなり戦うことなどしません。だって強敵だと認め合ってるから。平穏に生きられるのなら迷わずその道を選択するのがプロってもんです。しかしその平穏が破られる日がやってきました。食料が無くなったからです。
虎は想像する。
もうアイツしか残ってねぇ… 強ぇえんだろ? でも美味(うめ)ぇ…
カンタンには食えねェ でも美味ぇ…
食われるのは俺かもな… でも美味ぇ…
よだれを垂らしながら密かに、ゆっくり独歩に近付いていく虎です。

片や独歩はこのときが来るのを待ちわびてました。
虎と闘(や)るったって満腹のトラじゃあ駄目だ
飢えて テンパったヤツがいい…
あえてこの状況を作りだした様子。後が無い状況だからこそ本当の力を発揮してくれるってことです。襲いかかってきた虎に手刀や蹴りを繰り出して応戦する独歩。その力は圧倒的でした。飢えていたのは虎だけでなく独歩も同じ。後が無い状況で、本当の力が虎をも上回っていたのです。

決着の一撃が虎の首根っこを粉砕する。
いつの日かよぉ… デカい道場でもブッ建てた時ゃ
決着の瞬間を壁いっぱいに描いて 見せびらかすんだ
なるほど、これが神心会空手のビル壁面に描かれていたイラストの元絵というわけですか。こうして観客が徳川の爺さん一人だけのスペシャルマッチが終了しました。"虎殺し"と呼ばれるようになるのはこれからです。 つづく
この号を読んでふと思ったんですが独歩が虎と勝負して勝ったのって地下闘技場だったような…。
思い違いだったかな?
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モチーフ元の武田観柳斎よろしく
『本当に頭が悪いだけだが、いざというときには悪徳商人とSPIRIT(スピリット)永遠に愛してる! 再販した志賀真理子さん1stアルバム「mariko」を買ったー!情報ありがとうございます。早速通販を申し込みました。くら