
『ガンダムエース』連載、「機動戦士ガンダムMSV‐R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ」の2巻です。
ファーストガンダムの世界だった一年戦争時にエースパイロットとして活躍したシン・マツナガ。彼の目を通して一年戦争を振り返るといった、ジオン側から見たストーリーです。
冒頭の戦いはルウム戦役。緒戦に次ぐ大きな戦いで今回も連邦に大ダメージが。それは物理的な損害もさることながら、レビル中将(この当時は中将)が捕虜になるという精神的ダメージも大きいものでした。この時 捕虜にしたのが三機のザク、といえばもうおわかりでしょう。後に"黒い三連星"と呼ばれることになるガイア・オルテガ・マッシュの三人です。この漫画は脇役ながら名の知れたエースパイロットが登場するのが嬉しかったりします。今回もシャアが3コマだけ登場してましたよ。
この戦いにて孤児となったオーレリアという少女をマツナガが引き取るのですが、これがマツナガにとって大きなウエイトを占める存在となっていく。

一方、ドズルと会見したマツナガはドズルの妻・ゼナが身篭ってることを知る。未来を得る為にもこの戦争には絶対に勝たねばならないと、その決意は並み大抵のものではありません。アニメでも描かれてましたがドズルって顔に似合わず家族思いなんですね。そういう気持ちがビグザム機上での演説的なセリフになったのではないだろうか。
その頃、サイド3では不穏な動きが。反ザビ家であるダイクン派のランバ・ラルの消息が絶ったというのだ。まさか連邦側に寝返ったとでも? 同じくしてサイド3に潜り込んだ連邦の特殊部隊によってオーレリアが人質に。レビルの居場所を教える交換条件を突きつけられマツナガは…
そのとき

ここでランバ・ラルが登場~! ベストなタイミングで現れすぎですよ。どうやら反ザビ家と連邦とが協同してレビル奪回に動いているらしいとの話を聞いたランバ・ラルは、地下に潜って成り行きを確かめていたようです。クーデターが発生して鎮圧に向かうランバ・ラル。その際に見せるのがホワイトベース戦にも使った強襲な白兵戦。あの特殊なV型の輸送車が登場したときは脳内でBGMが流れたと共に血が騒いだね。ランバ・ラルの男っぽい戦いぶりには引き付ける魅力があります。

ガルマ キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!
最後になってこれは意外、ガルマが登場してきました。この伝言はマツナガに何をもたらすのかわかりませんが、新たな試練は間違いない!? 次回も意外な人物が登場することに期待します。
角川書店 (2013-09-24)
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