「神様のベレー帽 ~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~」の感想

原作を読んでるだけに実は楽しみにしていたこのドラマ。あのクセのある絵を 草なぎ剛・大島優子らがどう演じるのか正直不安でしたが、ま、良かったんじゃない? 特に原作に無いキャラだった大島優子が何をやるかと思ったら、各担当が体験したエピソードを一人で演じる まとめ役だったのですね。映画・デスノート後編で高田清美が火口の役割も一緒に演じていたように。

締め切り時間が迫ってるのに描いた原稿が面白くないと、描き直しを始めてしまった手塚に怒って壁に穴を開けたのはコミックス1巻1話のエピソードでした。女性だけにさすがに受話器で殴りつける演出でしたけれど、あの仕打ちなら殴りたくなるのも当然でしょう。
ちなみにこの1話は50ページまで無料で読むことができます。
 ブラック・ジャック創作秘話 手塚治虫の仕事場から / 1
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週刊少年チャンピオン wiki によると200万部を突破して週刊少年誌で一時的ながらトップに立ったのは77年12月。ブラック・ジャックの連載が始まったのが73年10(11)月なので大島優子は4年も過ごしていたことに? いや、一回現代に戻って再度訪れたのが4年後ということか。

また原作は手塚の人柄や秘話を紹介するのに留まっているのに対し、このドラマでは何かとやる気のない現代人に努力の大切さを教えるメッセージ性を持たせてました。その現代人を代表したのが大島優子。最初のうちの手塚なんて知らないと言う素振りはいかにも現代人でしたけれど、人一倍努力している手塚に感化されて成長していく姿は心地よいものがありました。
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さて、秋田書店全面協力により冒頭の書店等では「ハカイジュウ」「グラップラー刃牙」など秋田書店の出版物が多数見られた一方、他社の絵は版権的にも使えませんでした。よって73年当時の他社の週刊少年誌は自作。
『少年マグナム』とは少年マガジンのこと。「○べ!小太郎」って元ネタがわかりません。ひょっとして「おれは鉄平」なのか?
『少年ジャンボ』は少年ジャンプ。絵からして「やぶさか博士」とは「トイレット博士」が元ネタだとわかります。あとのタイトルは↓こんなもん。
ど根性兄弟→ど根性ガエル
荒野の果てに→荒野の少年イサム
真っ白な球→プレイボール?
太陽の国家→?
ウソツキ太一→大ぼら一代?
侍ボクサー→侍ジャイアンツ
ストイック球団→アストロ球団
包丁料理人→包丁人味平
ララバイバイ→?(少年マガジンの「あいつとララバイ」なのか?)
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『少年マンデー』とは少年サンデーのこと。「俺の侍道」とは「おれは直角」でしょう。小山ゆう ならぬ"小野田ゆう"が漫画家です。「勝平くん」とは「ダッシュ勝平」。「ミスターだめっこ」は「ミスター味っ子」ですね。
この時期はまだ『週刊少年キング』が健在ですが略された様子。右端の『プレイコミック』は秋田書店なのでそのまんま。

10月31日発売予定の少年チャンピオン48号はブラック・ジャック掲載40周年になるので、掲載作家のイラストなど何らかの企画があることでしょう。
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コメント
この記事へのコメント
大島優子ってあんなに声がひしゃげてるのに歌手なのでびっくり。
2013/09/26(木) 03:12 | URL | 名無し #-[ 編集]
「中学館」には笑った。
2013/10/12(土) 21:37 | URL | 名無し #-[ 編集]
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2014/09/09(火) 11:15:56 | garciniacambogiagirl.com