
『月刊ガンガンウイング』連載、「夏のあらし!」2巻が発売されました。
幽霊のような存在のあらし(嵐山小夜子)とカヤ。彼女らは60年以上前の空襲によりある条件によって過去と現在とを行き交う能力を得るようになった。
その条件を満たす少年・八坂一(やさか はじめ)との出会いにより、あらしと一との過去を行き交う不思議な体験が始まる…
1巻では一とあらしとか"通じて"過去に行けるようになりましたが、2巻ではいきなりカヤと潤とが"通じて"過去に飛んでしまいます。このとき驚くべきことが発覚しますけどそれは読んでのお楽しみ。
飛んだ先で会ったのはカヤが好きに思っている喫茶店のマスター。昔の女性は(というか、当時の時代では)おいそれと告白できなかったことからカヤも同様に言い出せないでいた。またカヤは知っているのだ。告白したところで彼は一ヵ月後に空襲で死んでしまうことを。
それを潤はたしなめる。

あなたは告白しないまま空襲によって死んでしまったことが悔しかったから今ここに居るのだと。これを涙して聞き入れたカヤは告白する決心をするのだった…
またあらしも過去に戻って空襲で死ぬ運命にある子供を事前に助けていた。こういうことを過去何度もしているらしい。これにより未来がどう変わってくるのか一は興味津々なのだがあらし自身は関心が無い。というのも、助けたことで将来生まれてくるべき別の命を消していることもあることを知っているからだ。
命の重みを考えながら1985年という近場に飛んでみて、ある少年と出会い驚く。

60年前に助けた子供の子と偶然出会い、驚く二人
それはあらしが空襲から助けた子供が大人となり、その子供だったからだ。
過去と未来が繋がっていた、私のしたことは無駄ではなかったことを知りあらしは涙する。
エピローグな1巻とは違い、あらしとカヤの二人のエピソードが強烈に印象に残るのがこの2巻です。戦争という時代背景とタイムパラドックスなSF要素が加わった他、あらしを狙う謎の二人も登場してきて目が離せなくなってきましたよ。
余談ですがスクエニなのに講談社「スクールランブル」のチラシが入っていたのにはワロタ。累計700万部突破していたとは知らなんだ。
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