イン・ザ・ヒーロー 1巻 スーツアクターとナマイキ俳優とが衝突

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『漫画アクション』連載、「イン・ザ・ヒーロー」の1巻です。
9月6日公開の同名映画のコミカライズ。スーツアクターの話と聞いていたので前から注目してたんですよ。以前『少年マガジン』に「仮面ライダーをつくった男たち」という、大野剣友会を描いた漫画が載ってとても感動しました。顔を出すことなく役者に成り代わって演じる人の感情に泣かずにいられませんでしたね。
過去記事 仮面ライダーをつくった男たち 昭和ライダー世代なら泣ける一冊 (2007/04/24)
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スーツアクター。それは着ぐるみなどを着用してアクションを演じる役者のこと。そのスーツアクターを20年以上続け、スーパー戦士シリーズの歴代レッド役を演じてきたのは本城渉(映画では唐沢寿明)。内心では顔出しでの出演を希望していたところ、現在放送中の「神龍戦士ドラゴンフォー」劇場版にて新キャラ・ブラックの俳優として抜擢された──んだけど若手No.1俳優の 一ノ瀬リョウ(映画では福士蒼汰)に急遽変更されてしまいます。

人気があるなら仕方ないとするも、その一ノ瀬がイヤな奴なんですよ。スーツアクターをバカにするセリフを平気で言い、アクションも大してやる気なし。私は頭にきたのでスキャンする気にもなれませんでした。これを映画ではフォーゼを演じていた福士蒼汰がやるので、この場面だけ見たら特撮ファンは激怒すること間違いないでしょう。

一ノ瀬はこの映画とは別にハリウッド映画の日本ロケ出演も目指してました。お金が目当てというのではなく、込み入った家庭の事情からどうしても出演したい・しなければならなかったのです。
ここのところの事情を知ると先ほどの怒りも薄まります。そういった複雑な環境だったんだね。
しかし最終選考の中に国際的俳優の息子にして帰国子女の宮城が入っていた。このままでは話題性にしろサラブレッドな血筋からしても負けてしまう…
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一転して低姿勢となり本城にアクションの指導を請う一ノ瀬です。やーい、こういう姿ならスキャンしちゃうぞ。ざまあみやがれ。ま、実際のところここまで来るのに徐々に柔和はしてたんだけどね。スーツアクターは自分の演技だけをすればいいというものではありません。俳優のクセや姿勢など、その人と一心同体な演技をしなければならないのです。そういった隠れた努力を徐々に知りながらこう打ち明けたというわけです。
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それからはまるで優等生に早変り。アクションクラブの面々と共にアクションを覚えていきます。が、突如 映画そのものがポシャってしまう状況に。またそれは本城の命をもおびやかす危険なスタントを演じる事態へと移っていく…
いま映画はドラえもんが泣けると話題ですけど、私はこの映画で泣こうと思ってます。特撮ファンなら観る価値はあると思いますよ。
イン・ザ・ヒーロー(1) (アクションコミックス) 仮面ライダーをつくった男たち 1971・2011 (KCデラックス 月刊少年マガジン)
イン・ザ・ヒーロー(1) (アクションコミックス)
仮面ライダーをつくった男たち 1971・2011 (KCデラックス 月刊少年マガジン)
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唐沢寿明自身も元スーツアクター
2014/09/04(木) 23:21 | URL | 名無し #-[ 編集]
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