フードンビ 1巻 ゾンビより恐ろしいのは閉ざされた空間での人間関係

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『グランドジャンプPREMIUM』連載、「フードンビ」の1巻です。
事件の発生場所はAmazonがモデルだろう、大手通販サイト「ナイル」の配送センター。ここで昼食を食べた何人かが突然ゾンビ化。社員・バイトたちを手当たり次第に襲い始めた。主人公のバイト生・柏木はキックボクシングの経験と格闘センスにより立ち向かうも、社員の芥山は自分だけは生き残ろうと様々な画策を始める…といった内容です。

普通のゾンビものだったら全員がゾンビに一丸となって立ち向かう趣旨のお話でしょうが、この漫画はゾンビよりも人間関係の方が恐ろしい・やるせなくなる方向に持って行ってるのが大きな特徴。さすが「怨み屋本舗」を代表作とする漫画家だけありますわ。
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これが最大の難敵といえる芥山。正社員であることを権力にし、バイトの柏木をいいように振り回すどころか、囮にして逃げることさえいとわない性格。とにかく嫌なヤツですわ! 「大事なのはバイトよりも正社員の俺の命」「俺だけが生き残るためにも情報は渡さん」などと平気で思ってます。
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またヒロインである水沢すら裏表のある人物になってます。人当たりのいい女の子を演じるも腹黒な性格で、柏木を利用して脱出を図ろうと画策する。こんなのがヒロインじゃ助けたところで意味が無いね。

なぜ発生したのか? それはZ国が開発した成長促進剤に問題があり、これを餌・肥料にして育った動物や穀物にゾンビ化する物質が混入していたから。それを探るために潜入した公安と協力して事態の打開を図るも、芥山のような人物が居ては はかどらないのも当然でしょう。いったいどうなることやら。
フードンビ 1 (ヤングジャンプコミックス)
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コメント
この記事へのコメント
ゾンビがはびこる状況に対して展開される密室劇はロメロ監督のゾンビを彷彿とさせますが、
この作品はどういう方向にいくのか楽しみですね。
2014/12/22(月) 21:27 | URL | 人間 #-[ 編集]
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