捻じ曲げファクター 1巻 幼馴染みとだけラブコメしてしまう女の子

『ヤングアニマル　嵐』連載、「捻じ曲げファクター」の1巻です。
ラブコメ──それは女の子とぶつかって おっぱいを触っちゃったり、パンツを下ろしちゃったり(ないない！)、着替えてるところを見ちゃったり、風呂に入ってるとは気付かず自分が入って怒られちゃったりと、男女の接点をエッチな方面で描く行動と言えるだろう。
この漫画の主人公・女子高生の鴨川紗知は、特定の男性──幼馴染みで家が隣りの小山内琉夏と一緒に居るときだけにラブコメを引き起こしてしまう特殊体質の持ち主だった。

右はサマードレスを着ていたときに枝に引っ掛かり、スポーンと全部脱げてしまった状態。そんなばかな！ とは思うけど琉夏と一緒に居たからにはこういうことが起きるのです。
左は琉夏の家のベランダにブラが引っ掛かり、取ろうとしたら落ちてしまって木の枝に逆さにぶら下がってる状態。これまたそんなバカな！　とは思うけれど琉夏と一緒に…(以下略)。

この現象は『運命因子異常』と言うようで、国の機関から巻菱という女性研究者が来て研究中。国の機関とは大きく出たと思われるでしょうが、特定の結果(この場合はラブコメ)に至るために「あらゆる事象を捻じ曲げる力」が働いているのだから そう大袈裟とも言えません。ある意味、人の行動を操ってまでもラブコメに至らせるのですから。

では『運命因子異常』を持った二人が出会ったらどんなことになるのか？　そんな実験行為が行われます。転校してきた九重百花はあらゆる男性を惹き寄せる能力を持っていた。

男たちを操って紗知に いたずら(で済めばいいけど)をさせ始めます！　助かりたいなら琉夏をお前の能力で呼んだらどうだと。果たして琉夏はやって来るのか？　ま、ぶっちゃけ来るんですけど登場の仕方が派手。「あらゆる事象を捻じ曲げる力」が働いたからこそ、そんな風になったことがわかる登場方法です。

最後になって二人はいいムードに。このまま最後までイってしまうのか～と思ったらそうなるのは やはりラブコメだからでしょう。

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