
『ビックコミック』連載、「空母いぶき」が1・2巻同時発売されました。
昨日に続いて今日もキターーー! 今月発売のコミックスで一番待ち焦がれていたのが昨日の「紅!!女塾」ならば、2番目がこれなんです。今まで立ち読みで済ませていたけどコミックスになってじっくり読んでみたらグイグイと見入ってしまって、1・2巻ともほどなく読破。
いや~面白い! って書いたら不謹慎と思われるかもしれませんが、本当に起こり得るだろうストーリーだけに真実味がジンジン感じられるんだよね。ましてやインドネシアの鉄道事業に中国が決定したタイムリーな事情も重なって、いぶきを応援したくなる気持ちが嫌でも高まるってもんです。
●1巻
20XX年、尖閣諸島に三人の中国人が上陸したところから物語は始まります。遭難者ならばともかく工作員とも考えられることから海上保安庁は慎重に接触したところ、ここは我らの領土であり自国の救助を待つと言ってきた。ま、実際に工作員なんだけどね。
これにより中国船籍が接近。日中の間で緊張が走ります。そこで起きるべくして起きた中国船と海保巡視船との接触! 嫌でもあの映像が思い浮かぶなぁ。接触を機に中国の戦闘機が飛来。ミサイル護衛艦「あたご」に向かって来ましたよ!?

なんとミサイルを発射! ただしロックオンはされておらず"誤射"という名の威嚇でした。これを重要視した時の政府は三人を保護せずに中国に引き渡す。でもこれにより「一発の威嚇ミサイルで日本政府は屈服した」と世界中に宣伝してしまうのだった…
この出来事を機にかねてからの事案だった新型護衛艦「いぶき」が前倒しで就航。スキージャンプ型の滑走路を持つこの艦は事実上の空母と言えるけれど、あくまで護衛艦ですので。ええ。
この艦長がちょっとタカ派っぽい秋津なんですよ。

いぶきの艦隊、第5護衛隊群の館長同士の会議にて秋津は「いぶきの目指すところはアジア最強」とぶちまける。問題発言とも言えるけれど、これも日本を護るための気持ちの表れなんですね。
ってなことで演習を始めるんですけど、巻末になって一大事が発生。遂にというか、とうとうというか、中国軍が尖閣諸島や与那国島に進撃を始めた!
●2巻

周到な準備によって尖閣諸島・与那国島全島・多良間島全島が占領下に置かれてしまい、政府はかつてない決断を迫られる。早急に対処しなければ占領が正当化。つまり中国領土に成りかねないからだ。
いぶき艦隊は演習を打ち切って直ちに沖縄方面に向かうも、中国の潜水艦が現れて前を塞ぐにして動かない。近付いたら撃つとの脅しと、迂回させて到着時間を遅らせようと画策しているのだ。
直進か? 迂回か? もし撃沈させてしまえば、それを理由に日本への宣戦布告の口実に成りかねない。

私としてはここのやりとりが一番緊張しましたね。撃たなければやられる、しかし倒したところで取り替えしのつかない結果にもなるという八方塞がりの状況で いぶきたちの取った行動は…
昨今の安保事情もあることからこの漫画は多くの人に読んでもらいたいですね。話し合いで解決できるというけれど、相手が全く聞く耳を持たないならばいったいどうすればいいんだろうと考えさせられますから。


空母いぶき 1 (ビッグコミックス) 空母いぶき 2 (ビッグコミックス)
田舎の辛い所
ってもその状況が実際には始まらない(経済を考慮すればムリだ)からリアリティのかけらもないんだよなぁ。
日中双方は「紛争ごっこ」を欲している、という提示をしてからであれば印象が違ったのに。
中国共産党の公式見解として是非国際舞台で国際公約として発表してください。
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
それを踏まえると、本条隼人の正体は財団Xに改造された初代仮面ライダー!?N