激マン! マジンガーZ編 3巻 スポンサーの倒産危機でマジンガーのアニメが消滅!? 

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『週刊漫画ゴラク』連載、「激マン! ~マジンガーZ編~」の3巻です。
マジンガーZがどのように作られたのか ほぼノンフィクションで語られる自叙伝。この3巻では『少年ジャンプ』で「マジンガーZ」の連載が決定し、アニメ化が正式に決まったところから始まります。毎回レビューしてる作品なので詳しくはリンク先を読んでください。
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「マジンガーZ」1話の原稿を受け取ったのは『少年ジャンプ』担当のアベちゃん。「ハレンチ学園」から引き続いての担当で、勝手知ったることから激もやりやすいみたい。何しろ"打ち合わせ無し"ですから! 担当がこんなんでいいのかと思ってしまいますけど、激の性格をよく知ってるからこそ そうしてるんでしょう。激としても「ノリが大切」と語っており、打ち合わせをして下手に指図されると勢いが削がれるんだそうだ。

このアベちゃんは後に『月刊少年ジャンプ』の初代編集長となり、激に「色っぽくてバカバカしい」新連載を依頼。それが「けっこう仮面」だったそうだ。また「ハレンチ学園」とのタイトルもアベちゃんが付けたそうで、激の歴史を語る上で重要な編集者だったことは間違いないでしょう。
激マン! マジンガーZ編 気分よく漫画を描くには気兼ねのない担当が必要だ

72年10月の第一週から連載が始まった「マジンガーZ」。1話のアンケート結果が出て、1位や2位との差がほとんど無い3位だったそうだ。新連載で3位は珍しいとのこと。ちなみにこの時代で人気があったのは「男一匹ガキ大将」「トイレット博士」「ど根性ガエル」あたりでしょうかね。
これで気を良くした激は更に前進するのですが、青天の霹靂というべき事態が起きてしまいます!
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アニメ「マジンガーZ」のメインスポンサーだった万創が倒産危機に陥ったことでスポンサーを降りてしまった。スポンサーの無い番組は成立しないことから、マジンガーのアニメが消滅してしまう危機に! 万創といったら「とびだすえほん」。私が小さかった当時はよく見かけたものでした。
激マン! マジンガーZ編 マジンガーの連載が始まるも、アニメ開始に暗雲が!

じゃあ新しいスポンサーを探すしかありません。そこで期待を寄せたのがポピーです。今ではバンダイに吸収合併されて存在しないけど、アニメや特撮番組のグッズを数多く出してました。こっち、CBCラジオでは「ハローポピー こちらミッチ放送局」という堀江美都子さんのラジオ番組のスポンサーをしてたっけ。
ここで登場するのがポピーの常務の杉村氏。この人が光って回るライダーベルトを開発・販売したことでポピーの業績は急上昇。仮面ライダーは東映が制作しており、マジンガーは同じグループの東映動画なことから よしみでスポンサーを受けてくれることになりました。
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ただし最初の三か月だけという制約付きで。「アニメのロボットなんか作っても売れねーよな」とタカを括っていたいたようです。でも高視聴率だったことから態度を一変。慌てて作り出すことになろうとは、さすがに思わなかったでしょう。しかもマジンガーのコンテンツからジャンポマシンダーや超合金といった大ヒット商品を生み、当時の玩具業界の売り上げトップに君臨しようとはいったい誰が予想しようか!
激マン! マジンガーZ編 ポピーは当初、3ヶ月だけのスポンサー契約予定だった

ともかくこれでスポンサー問題は解決。晴れてマジンガー1話が完成し、激が試写を観に行ったところで3巻は終了です。私はこの当時をリアルで体験してるので色々な出来事を面白く感じ取ってます。
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