症年症女 激昂した少年の気持ちは複雑に変化する

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『ジャンプスクエア』連載、「症年症女」の第3症
冒頭から少女と少年の色々な表情が2ページずつ計4ページ。読者サービスのためにやっているのではありません。これも病院の治療の一環なのです。何しろ人の顔が見られないのだから感情を表現できないだろう、とのことで表情を表す訓練をしているというわけ。もっとも死ぬことが決定してるのだから治療というよりはデータ取り、つーか 実験の一種だと本人たちは自覚してますけどね。
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今回も少年は、少女の隙さえあれば衝動的に殺そうと画策してます。でもここで殺してしまったら自分がやったことがバレバレなわけで、そこまで頭が回らないのかな? でもそこは成り行き上、寸前になって振り返るなどして寸止めの未遂に終わってます。こんな「志村 うしろー!」的な展開は今後も続くんじゃないでしょうか。

少女に案内されたのは色々なゲームのプレイングルーム。少女がお願いして作ってもらったんだそうだ。ここで将棋を指して少年は勝利する。が、後に看護婦たちの立ち話を聞いて少年は愕然としてしまう!
・少女は10歳にして飛び級で最高学府を卒業した天才だった
・知能指数はめちゃくちゃ高く、プレイングルームも少女のポテンシャルを計るために作られた
・将棋の名人と指して勝つどころかわざと負けたこともあった
・だから病気は天才だけが発症するかと思ったら、ごく普通で平凡な少年も発症したことで違うとわかった
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少女に対し激昂する少年!
少年はこれまで見下されることで優越感に浸ってました。特殊な病気に冒されたことがその根本にあります。けれど同じ病気を発症してる少女から同情されることは、感情的に許せなかったのですね。この涙に「(今後は)一切の容赦はしない」と少女は将棋の再戦を申し出た結果、少年は王将(玉将)一枚だけを残して全ての駒を取られる事態に(笑 ありえねーよ)。本気になった少女は鬼のように強かったのです。

とはいえ同情したとか見下したとか、そういう気持ちはありませんでした。少年はまだ症状が進んでないけれど、病気が進行するとわずかな運動でも筋肉の繊維がもつれてしまってグニッとゴムのような感触になってしまう。だから少女は自然と本気を出してなかったというわけ。
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それを知って少年の表情はどう表現したらわからない、というのがこの絵です。エヴァで綾波が「ごめんなさい、こういう時どんな顔すればいいかわからないの」と言ったことがありますが、今の少年が正にソレ。楽しんでいいのか怒るべきか…それは誰にもわからないでしょう。
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