症年症女 贈って喜んでもらえる物こそプレゼントだよね

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『ジャンプスクエア』連載、「症年症女」の第6症
コミックス1巻が発売されて、そのすぐ続きがこの第6症。症状が進んで入院してしまった少女だけれど、一週間後の2月29日に戻って来ることになりました。そこで少年が計画したのがサプライズパーティー。退院するわけでもないし誕生日に死んでしまうのは確実だけれど、ちょっと変な別れ方をしたので お祝いムードで誤魔化そうというわけです。
ただ問題なのは少年は一度もそういった類(たぐい)のパーティーに誘われたことがないので、どうすればいいのかよくわからないということでした。

とはいえどうにかなる、何とかして驚かせればいいのだからと少年は臆しない。今日は買い物、明日は部屋の片付けと計画を立てて いかにも"おかえり少女ちゃん"な部屋の飾りつけが出来ました。が、隅から隅まで何の個性も感じられないことに「クソつまんねえ」と自己評価。あまりに平均的な出来栄えに自分でダメ出しする 有り様です。
まぁこれはこれとして、次はミスの許されないプレゼント品の購入。絶対に驚かせたい物を買うとするも、同世代の少女が何を好むのか全然わからない。そこで女性職員に色々と訊いてみることにしました。
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洋服だのバッグだの どこかに連れて行って欲しいなど返答するも、誰もが「あとお金」と 付け加えていることに笑いました。結局 世の中 お金ってことか。これを訊いて憤慨する少年。それはお前のことだろう、もうじき死ぬ小学六年生にお金がいるかよ! と。
そこに通りがかった老人が話しかけてきたのでアドバイスをもらいます。(何か怪しいな)
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そこで少年は気付かされます。サプライズパーティーにこだわるあまり「何をもらったら驚くか」ばかり考えていたことを。ここは初心に戻って「何をもらったら喜ぶか」にすべきだったのです。ちなみにこの老人は やはり「毒」が変装していたものでした。そう都合よく話しかけてくれる人なんているわけないですからね。

そして2月29日、少女が病室に戻ってきました。部屋の飾りつけは全て撤去して元通りに。必要なのはそんなものではないと悟ったのでしょう。
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プレゼントしたのは彼女が倒れた時に吐き出した布とボタンで作ったアクセサリー?。個性のないものが見えなくなる病気において既製品を購入するなど 以ての外。手作りした世界で唯一の品物こそが嬉しいハズと少年は考えたのです。それは少女にとってかなり嬉しかったらしく、笑顔で答えたのでした。

その夜、少年は計画を立てる。明日から3月であり少女が死ぬ3月14日の誕生日まで2週間しかありません。
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それは日替わりで計画した殺害方法でした。刺すだの突き落とすだのはもちろん、吸血や轢くなどはいったいどうするんだろうね。サプライズパッーティーをした今だからこそ職員は自分が犯人だとは思わないだろうと、少年の殺害計画は静かに進められようとしていた──
症年症女 1 (ジャンプコミックス)
暁月 あきら
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