虚構推理 5巻 七瀬の存在を否定する為のネット上での虚構合戦が始まる

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『少年マガジンR』連載、「虚構推理」の5巻です。
書く前に おさらい、というか大前提を説明します。顔を潰されたアイドルの亡霊である鋼人七瀬。これは九郎の従姉である六花が、『くだん』の肉を食べたことによる能力で実体化させようと企んでいるものだった。その能力とは未来決定能力。"誰もがそうだ"と認めることで、それが現実のものになってしまうのです。

それを食い止めるべく動いてるのが九郎と琴子。六花と同じ能力を持つ九郎は七瀬と戦っており、琴子は"四つの解決法"を考え出してネット上で七瀬の支持者を説き伏せるべく書き込み中。今回、琴子はひたすらネットに書き込むだけ。けれどそれは嘘を嘘で包み隠す、虚構を虚構で塗り潰す戦いであり、"静"の中に"動"が感じられてなかなか読み応えがありました。
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先ず"一つ目の解決法"として琴子が考えたのが「寺田刑事を殺すために鋼人七瀬という都市伝説を作り上げた」というもの。詳しくは書きませんが殺害方法や犯人像を具体的に上げており、ある程度は納得できるものでした。とはいえネット上の全員が認めたわけでありません。
でもこれでいいんです。人の考えは十人十色。誰もが全員同じになるわけがない。ここで重要なのは"鋼人七瀬なんて本当は居ないんじゃないか?"との思わせる種を蒔くこと。それによって六花の未来決定能力が弱まるのですから。これを繰り返すことで支持者を少数派に追い込んで七瀬を消滅させたい、そのための"四つの解決法"なんですね。
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ちなみにネット上での意見によって七瀬の力が強まったり弱まったりしており、上の画像は弱まったから崩れている状況。強くなったら九郎が殺されます。ま、『人魚』の肉を食べてるので生き返るからいいんですけどね。
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このもっともらしい嘘を考え出した琴子を「なんという娘だ」と褒めている?のは紗季。今回 ただの傍観者に過ぎませんが、虚構の上での犯人像に仕立てられたのは琴子の嫌がらせなんだろうな(笑)。
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"二つ目の解決法"では一転して「七瀬の亡霊は存在する」というもの。それって認めるってことじゃん、と思われるでしょうが六花の思い通りの亡霊ではありません。とある理由によって自殺同然で死んだ七瀬(もちろん虚構による推測での話)。その真実を知って欲しいが為に亡霊になった、その上で成仏したがっているという嘘を流します。
これによりまた力が弱まった七瀬ですが六花がこのままにしてるわけがない。次巻は6月16日発売だそうです。
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