
『月刊少年シリウス』連載、「恋愛ハーレムゲーム終了のお知らせがくる頃に」の1巻です。
原作が竜騎士07氏なことからタイトルが「…頃に」となるのはお約束。それにしてもハーレムなこと書くのかよ、と思ったら大間違いでした。いや、確かにそんな描写はあるのですけど、このゲームで被害者を出さない為にはどうすればいいか、又はどうやって出し抜くかを巡る心理描写がメインなんです。タイトルに釣られてそこんところを間違えないでください。
小日向 翌檜(こひなた あすなろ)は彼女の居ない ごく一般的な高校生。但し彼女はいらない・作らないとするのがモットー。なぜなら妄想大好きだから。彼女を作ったら一人しか愛せないけれど、妄想の中ならば複数の女の子と好きなプレイのやりたい放題し放題だからです。

これがアスナロの頭の中のハーレム要員。右からクラスで一番人気者の沙織、下級生のルリ、ハーフで巨乳の東雲、孤高でクールな美少女のセリカ。この4人を周囲に はびこらせたのが一番上の画像。そりゃこんなカワイイ子たちでハーレムを作れたらウハウハものでしょうね!
そんなアスナロに突然の転機が。偶然だけれど長い間 閉じ込められていた悪魔のゼバフルを解き放ってしまったのだ。そのお礼にとアスナロの思考を読んで、実際にハーレムを作れるゲームを始めてしまった。

ゼバフルはハーレム要員の女の子たちに強制参加を要請。断ったら死亡どころか死の恐怖と痛みを永遠に繰り返す刑が待っている。また アスナロに気に入られて結ばれた者以外も全員処刑というわけで、私が一番になりたいとアスナロを取り合うわけですな。

ルリは騎乗位になっておっぱいを揉ませてあげたり、セリカは股間を押し当てるなど、脱落しないようにみんな必死だ。ちなみに正確には点数となってるハートの奪い合い。誰もが2個所持から始めてゼロになったら即脱落で処刑。7つ取れたら勝利確定なんです。
このゲームに異論を唱えたのが孤高でクールなセリカ。悪魔の思い通りになんてならないと、全員が脱落しない手段を考えるのでした。

もちろんこれに反対する女の子も居るけれど、そこは持ち前の態度と知略で回避。誰かが出し抜かない限りは大丈夫だとするも、全員のハートが一つ減っていた。いったいどうして? 実はそこには全く知らなかった五人目のハーレム要員が居たのだ。だから出し抜かれてハートが減ったのです。ならばそれは誰だと、網を張り・罠を仕掛けて その人物を追い詰めていく…
冒頭にも言いましたがゲームを巡っての知略・戦略がこの漫画のキモ。ここを楽しんでください。

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しかも、デスゲーム物では珍しい全員で一緒に生存を目指すというのが面白い。今のところ、敵はゲームマスターだけ。果たしてこれが最後まで続くのか…
ちなみにこの作品を読んで、方向性は違いますが、『ギャルゲェの世界よ、ようこそ』という作品を思い出しました
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