
『ヤングキングアワーズ』連載、「はやめブラストギア」の3巻です。
失踪した父親の行方を知る手掛かりは「オーメストグランデ」という自転車メーカーのパーツ。これを集めるために邪魔あり・妨害ありの危険なロードレース「デストライド」に挑む円城寺はやめ の活躍の物語。
「オーメストグランデ」は実在する自転車メーカーで、作者も一枚噛んでることから宣伝漫画とも思えたりして。
前半の相手は神奈川県相模原市の和田峠をホームとしている夜叉王。名前からしておっかないと思ったら超美人。はやめも顔を赤くするほどなんです。

性格も良さそうで 若くしてデストライドに身を投じた はやめには、よほどの事情があるのだろうと感情が高ぶってハグします。が、これで夜叉王は気が付いてしまった。まだ若いのにその筋肉・その鼓動はすばらしい。これでまだ発展途上だなんて、この先 どこまで登りつめるのかしら…。
妬ましい! 妬ましい! 妬ましい! 妬ましい!
と、豹変した姿が上の画像の前後の比較。ホントに全くの別人になってしまいました。
実は過去に男にコテンパンに負かされたことがあり、悔しさで連日 峠を登って体力・気力を高めていった。結果、夜叉王と呼ばれるまでに成長したけれど、その原動力は嫉妬心。これが暴走して周囲もはばからないほどに変貌することで、驚異的なパワーを生み出すのだ。
当漫画を読んでる人で和田峠を登った人はほぼ居ないでしょうが、とてもキツイ坂みたいですね。はやめもその坂に苦戦するも何とか離されずに ついていく。けれど濃霧により視界はほぼゼロ。こんな状態で どうするのかと思ったら…そんなことできるの?
信じられない方法で斬りの中を突っ切って勝利する はやめ。

はやめの純粋に決して諦めない心が、嫉妬心に覆われた夜叉王を浄化。まさしく憑き物が取れた最高の笑顔で勝者を称えるのでした。勝負が終わればノーサイドな精神はいいですねー。
後半は忍者王との"エンデューロ"。決められた周回コースを〇時間走ってどちらが多く回ったかを競うルール。今回は3時間で、はやめにとっては初のエンデューロ。今まで主に峠ばかりだったけれど、これは同じコースを繰り返すスタミナがものを言います。
忍者らしく マキビシのようにチャッターバー(反射材の出っ張り)を出現させるのは まだいい。

分身の術と言いながら、同じ姿の別人を何人も走らせることで道を塞ぎ、前に出られないようにしやがった! きたないと罵る はやめだけれどこのままでは差がつくばかり。
ところがここで思わぬ助っ人が参上~~!
まさかコイツが!? 誰もがこの登場に驚くことだろう(1巻読んでないとわかりません)。

実はこの3巻、こういう助っ人の活躍が目立つのです。上の画像は夜叉王との一戦の帰り道でのこと。全力を出し切った はやめを狙って各地の王が勢揃い。絶対に勝てるわけがない状況に、仲間の死神王・姫王・牙狼王の三人が怒りを持って返り討ちにするところ。こういった友情パワーを見るとこっちも元気が湧いてきますよ。

はやめブラストギア 3巻 (ヤングキングコミックス)
自転車でバトるGガンダムだけあって忍者のシュバルツも登場w
前に戦った強敵が仲間になってチームバトルするのは作者がデビューしたジャンプらしいというか
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
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