新連載「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」 剣心たちは北海道へ

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『ジャンプSQ.』新連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の1話
昨年末の「-るろうに剣心・異聞- 明日郎 前科アリ」の前後編をプロローグとして、18年ぶりの正規の続編が連載開始となりました。明日郎たちが神谷道場に預けられてから始まることから、下記の前後編を"復習"としてくだされば幸いです。
-るろうに剣心・異聞- 明日郎 前科アリ 前編 悪太郎が持ち出したお宝とは…
-るろうに剣心・異聞- 明日郎 前科アリ 後編 悪太郎が刀を抜く時、あの男が現れる

時は明治16年(1884年)。薫が西南戦争で亡くなった父親を仏壇で拝みながら、現在の状況を説明する格好で物語は始まりました。
神谷道場──今では門下生がかなり増えたようで経営難ではなさそうだ
緋村薫──剣心と結婚して神谷から緋村姓へ。一児の母親となりました
緋村剣路──剣心と薫の子。2・3歳ぐらい?
明神弥彦──入門五年目で今や道場の師範代。燕ちゃんとはうまくいってる模様
相楽左之助──赤べこでのツケを踏み倒して渡米したため、赤べこ前には人相書きがある(笑)
緋村剣心──逆刃刀は弥彦に譲った今でも倭杖(刀を模した杖)を手に、困窮してる人のために剣を振るっている

で、明日郎は金も無いのに赤べこ前へ。妙さんは腹が減ってることを察して日雇い店員にしてくれました。不愛想に受付をしていたら「明日郎 前科アリ」にて志々雄一派の一員として登場した旭が客として来たではないですか。
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人相の悪い二人と一緒。どうやら旭は孤児だったところを傭兵稼業に拾われて育成。志々雄一派のところには派兵として出向いていたらしい。けれどこんな仕事はうんざりだ。手切れ金としての"見受け代"の二百円を突き出します。ところが実際には二百円ではなく二千円。全然足らないじゃないかと ひと悶着。
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人相の悪い二人は志々雄一派への派兵よりも更に大きな仕事があるとして旭を連れて行こうとしますが、旭は「新しい時代にキラキラしたい」として拒否。ここに明日郎が加勢する格好で対立するも、頭に血が上って見境が無くなり、警官たちと戦うことになってしまう。
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そこに駆け付けた剣心。明日郎の持つ剣は志々雄の愛刀・無限刃なため、倭杖ごときでは刃が立たない。そこで弥彦に逆刃刀を借り受け、放ったのは双龍閃! 冷静さを失っていた明日郎が成す統べなく倒れたのは当然の結果でしょう。でもまともに食らいながら「痛い」だけで済むとはタフネスぶりは相変わらずだな。

その後、旭も神谷道場預かりとなりました。ドサクサに紛れて二千円を踏み倒して組織を抜けたってことかしらん? 奴らが残していった「志々雄一派への派兵よりも更に大きな仕事」とする包みを開けてみたら、何やら変なオッサンの写真が入ってました。
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薫はそれを見て「お父さん!?」と絶叫。間違いなく死んだとされた薫の父親・神谷越路郎 その人です。裏には「明治十六年 春 北海道 函館」とある。なぜ北海道? どうして帰ってこない? 帰ってこられない理由でもあるの? 思いは詮索する。
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でも今やるのは詮索ではない。実行だ! 全ては本人に会ってみればわかることから、北海道・函館へ行くことに決めました。いったいそこでは何が待ち受けているのだろうか!?
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